結婚適齢期の男性は、おおよそ昭和の最後の世代(いわゆる就職氷河期世代)、もしくは平成初めのゆとり世代と呼ばれる世代で、最近ではそのあたりの世代はさとり世代とも呼ばれていますね。
さとり世代という名前からわかるように、この世代は景気がいい時代を知らないので、
現実主義でとても慎重です。現実主義だからこそ、結婚のデメリットもしっかりと理解しており、なかなか踏み出そうとしません。
そんな「結婚氷河期」の男性たちに「結婚したい!」と言わしめるには、それ相応の決め手が必要です。あなたは男性が結婚相手を選ぶ決め手を持っていますか?
男性が結婚相手を選ぶ10の決め手とは
1.金銭感覚がしっかりしている
男性間のブラックジョークで、「女は大して働かないのに金食い虫で困っちゃう」なんてジョークがウケたりしていますが、現代の男性の本音を端的に表しています。
自分の稼いだお金のやりくりを任せられる人なら、安心して家庭を任せられます。
バブル時代は見栄を張ってナンボなところがありましたが、現代では給料もそれほど高くないので、堅実に貯金をしていきたい。余分なことでお金を使って欲しくない。そう思っているのです。
最近ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」でも「料理に三つ葉は使うな。三つ葉は高級品だ。 この女、結婚したら贅沢するぞ。 そう思われる。」という話がありましたが、これも現代の男性の金銭感覚を表していますね。
2.一緒にいると安心できる
やはり結婚となるとお付き合いとは違って、一緒にいて安心できる女性が結婚相手にはふさわしいと考える男性は多いです。
最近では、鬼女(鬼嫁)やモラハラ妻なんて言葉もある位、怖い奥さんの話をよく聞きます。
奥さんからのDVで、帰宅恐怖症になっても、力の強い男性が女性からDVを受けているなんて
周りになかなか理解されません。
家は、仕事で疲れている自分が、安らげる唯一の場所。だからこそ、一緒にいて安心できる女性と結婚したいのです。
3.家事能力が高い
時代がどう移り変わっても、日本の男性は良妻賢母を求めています。
今は夫婦で共働きをする人が多いのですが、家のことはなぜか当然女性がやるもんだと信じて疑わない男性は多いです。一時、女の子より家事をやってくれる男性、育メンや家事男子やキウイハズバンド(ニュージーランドの家事などをマメにやる男性)なんて言葉もはやりました
が所詮一部です。
大多数は女が家庭を守るのが当たり前と思っています。
4.価値観が合う
ずっと仲良くいられるには、価値観が似ている方が良いですよね。
特に大切なのは「お金」と「子育て」の価値観があっていること。堅実な夫と散財癖のある妻、子どもが欲しい妻と欲しくない夫、このように価値観が異なると、いずれ家庭に亀裂をもたらします。
金銭感覚、子育ての価値観は、今後のビジョンを考える上で価値観はとても重要になってきます。
5.仕事に対して理解がある
一昔前なら、「仕事と私どっちが大事なの?」なんて言葉がありましたが、働かないと食べていけないので家庭のために仕事も大事なのです。
大事にしたい家庭のイベントを仕事でドタキャンされるとイライラしますが、怒る前に事情も
聞いてあげてください。
かといって何でも許してしまうと、都合のいい妻認定されてしまうので、難しいところですね。
なので、仕方ないと折れるのではなく、他の日にちを空けてもらうなど、代替案を出すなどしましょう。
仕事に理解を示すことで、男性は居心地の良さを感じるようになります。
6.子どもが欲しくなったタイミングで一緒にいる
子供のころから、結婚は人生の墓場と聞いていた世代なので、いつかは結婚したいけど、30歳頃までは遊びたいと思っている男性は意外と多いです。
しかし、街中で幸せそうな子ども連れの様子をふと目にすると、「家族っていいな、子ども欲しいな」と思い、自分も結婚しようと思う事もあるでしょう。
こういう男性には外堀から固めていくと結婚を考えるきっかけになることがあります。
ただ、女性には出産もあるのでこういう男性にはリミットをつけて付き合わないと後で後悔
することになりかねませんので気をつけてください。
7.互いを尊重し合える
自分をしっかり持って、男性に依存しない女性は輝いて見えます。
女性も男性を尊重することは大切ですが、男性にとっても尊敬し、尊重できる女性が結婚する上で魅力的に思えます。
お互いが依存せず、でも仲良くいられるためには、尊重し合える関係である必要があります。
8.喧嘩してもすぐ仲直りや解決できる
喧嘩はできればしたくないけど、してしまうのは仕方がないです。
ただ、感情的になっていつまでも収縮できない人では喧嘩が長引いてしまってお互いに
ストレスです。
家はストレスの少ない環境にしたいので、意見や考えの不一致があったとしても、互いに
すぐに解決に導ける人に惹かれます。
9.女性の親との相性や性格があう
気にしない人ももちろんいますが、まだまだ結婚は「家と家との結婚」という考えが強いです。
考え方や相性ももちろんのこと、たとえば結納など行事を大切にする家としない家では、婚前にもめる可能性もあります。他にも、無宗教の人から見た宗教熱心な家は相容れなかったり、極端ですが親戚に茶髪の人がいるだけで反対されたなんて事例もあります。
男性も女性が育った環境を尊重したいとは思いますが、やはり一生のことと思うと気が重かったりします。
10.考え方に柔軟性がある
男性はやはり、女性はヒストリーで感情的と思っている傾向が強いです。
温厚で穏やかな女性との結婚を望むため、ひとつの考えに凝り固まるのではなく、考えに柔軟
性がある女性なら、何があってもやっていけると思えるのです。
おわりに
昨今、男性のほうが結婚に慎重なんて言われていますが、女性のことを思いやる余裕も経済的になくなってきてしまっているのが現状です。
結婚はゴールではなくスタートです。結婚をすることによって新しい生活が始まるので、お互いに無理をしなくてもずっと一緒にいられる未来を想像できる相手と結婚したいものですね。