「アドラーの嫌われる勇気」から学ぶ自分の人生を生きるということ

「苦手な人と一緒に仕事をしていてブルーになることが多い」
「周りからの目線や評価が気になって、自分の意見を言うことができない」「恋人と最近ケンカばかりで上手くいかない…」と悩む時はありませんか?

自分の人生を生きるということはシンプルで簡単そうですが、難しいことですよね。
そんな方におすすめなのがアドラーの『嫌われる勇気』という本です。

私を変えた至高の一冊

51yZHxDwl5L

もしも去年の今頃、書店でこの本に出会わずに隣のコーナーにあるマンガを手に取っていたら、もし、自分と向き合わずに、他者と向き合わずに家でだらだらとテレビを見ていたら、今実感している充足感は私に降り注いでいなかったでしょう。
この本との出逢いが、思い返せばなかなか変えることができないでいた自分の背中をそっと押してくれたように思います。能力の成長ばかり求めてきた私を、人間的に大きく成長させてくれたのです。

今、話題の“嫌われる勇気”

嫌われる勇気。一度は耳にしたことがある書籍のタイトルかもしれません。事実初版発行から2年、すでに発行部数は国内だけでも86万部を超え、2014年の書籍年間ランキング(Amazon) 第1位に輝くなど、絶大な支持を記録しています。

近年注目を集めるアドラー心理学について、世界を取り巻く様々な事柄に矛盾を感じ苦悩を抱えながら学生生活を送る青年と、「世界はシンプルである」と説く哲人との対話を通じて明らかにされていきます。基本的には青年が私達の抱える疑問を代弁して哲人と議論を交わしていきます。

生き方は自分次第で変えられるもの

pexels-photo-large (1)

“人は怒りを捏造する””あなたの不幸は、あなた自身が『選んだ』もの“など哲人のこれらの主張は、今の自分は過去の体験や周りの環境によって形成されたと考える青年にとって容易に受け入れがたく、私自身もこの本を読んでいた当時は同様の感情を抱いていました。

「彼/彼女が課題をなかなかやってくれないせいでイライラする。そのせいでプロジェクトが遅れている」「私は頑張っているつもりだし、他のみんなが頑張っていないのは許せない」。そう考えていた当時の私は、哲人に言わせてみれば「自分を努力家であるとしたいがために、怒りという感情を持ち出して仲間の頑張りを否定していた」ことになります。

小さい頃から競争が好きで、部活動・受験などの環境はある意味私を鼓舞し成長を後押ししていたことは否めません。しかし、競争を求め続ける生き方は常に他人への批判や自分の劣等感を生み、少なからず違和感を抱いていました。そんな中、哲人は“誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいい”と説きます。“われわれが歩くのは、誰かと競争するためではない。いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があるのです”という言葉を目にした私は、仲間を認め尊重し、競争ではなく共創する自分へと変わることができたのです。

おわりに

この文章を読んでくださったあなたに3つお聞きしたいことがあります。
1.今、あなたは幸せな人生を送っていますか?
2.あなたは今よりも幸せな人生を望んでいますか?
3.その幸せな人生を送るための勇気はありますか?

アドラー心理学は「勇気の心理学」と言われています。つまり、「幸せになるためには今のありのままの自分を受け入れ、その中で変えることができる部分を変えていく勇気を持つことである」ということです。
幸せになるとは、自分がやりたいことをやれている状態、充足感に満ちている状態だと思いますが、これを追求するためにはある程度自分のエゴを出していくことが必要です。これこそが嫌われる勇気であり、この勇気を持てない限り自分のありのままの状態を出して生きていくことは難しいと哲人は述べています。

もしあなたが「今抱えている悩みを解決するヒントが欲しい」「幸せな生活を送りたい」と本気で考えているならば、ぜひ一度この“嫌われる勇気”を読んでみてください。あなたはきっと変われるはずです。