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「なんでこんな仕事のできない上司の元に配属されてしまったんだろう...」優秀な人であればあるほど、仕事のできない上司に対して、苛立つこともありますよね。せっかく優秀な部下がいるのに、その部下のモチベーションをごっそりと奪い去るのが「仕事のできない上司」です。 今回は、仕事のできない上司の当たった時の対処法を紹介することが目的ですが、そもそも仕事のできない上司の特徴には2パターン存在することを知っていますか?

仕事のできない上司の特徴は2パターン

特徴1.純粋に頭が悪く、仕事ができない上司

純粋に頭が悪く、同じことを何度言っても理解できない。目先のことに捉われ、大きな目的が理解できないタイプです。上司も部下も含めチームや部署で成果を上げることが求められますので、上司が仕事ができないと部下まで不憫な思いをします。 さらに、頑張ろうと努力はしているので「いい人なんだよなあ...」と責めにくいのも悩みのひとつ。 実力主義のアメリカだったらとっくに左遷ですが、年功序列な日本では「頑張っているから」「彼ももう長く勤めているし」という理由で上司の座に居座ることも珍しくありません。

特徴2.頭だけでなく、性格までダメな上司

1の上司との違いは性格まで悪いことです。大した頭もない上に、性格がウザすぎて誰もついて行きたくない上司。あなたの職場にも1人2人いませんか? ・部下の言うことなど聞く必要がないと思いこみ、良い意見も突っ撥ねる。 ・私欲のために部署やチーム全体に迷惑をかけることを厭わない。 ・困ったときのみ助けを求めるという都合の良い性格。 ・「ダメなものはダメなんだ」と、論理的な思考が通用しない。 このような上司は、意図的にチームに迷惑をかけるので、1の上司よりタチが悪いです。 「関わりたくないがチームで仕事しなければならない…」そのジレンマに挟まれ、頭を悩ます方も多いのではないでしょうか。

純粋に頭が悪く、仕事ができない上司への対処法

対処法1.「仕方ない」と諦める

何をどうしても変わらない。だったら疲れる前に諦めるのも一つの手段です。一つの部署にいるのもおおよそ3年なので、それまで待てばたいてい異動できます。 しかし、時間を捨てるというリスクがあります。3年という貴重な時間を、あなたは仕事のできない上司のために"消費"することになる。そんなのもったいないですよね。同じ3年ならば、将来のあなたのための"投資"にする時間にあてたいものです。 諦めるリスクはもうひとつあります。それは、諦めの態度は周囲へと伝わり、あなた自身の評価を下げてしまう恐れがあること。会社から求められていることは、あなたも上司も含め「チームで成果をあげること」。つまり、あなたの"諦め"がチームの足を引っ張ると、あなたが周りの人と協力するのが苦手な「仕事ができない社員」と思われてしまうリスクがあるのです。

対処法2.不満を伝える

「メモを取るか録音してください!」 「〇〇さんが理解してくれないと仕事が進みません!」 と直接不満を伝えるのは一つの手段です。頭は悪いが性格は良い上司なら、部下の意見や不満を真摯に受け止めてくれますので、いくらかの改善にはつながる可能性はあります。 しかし、この方法は長く続きません。なぜなら、はじめのうちはこと細かに意見する余裕があったとしても、あなたの仕事が忙しくなるとそのうち手が回らなくなるからです。 繰り返し言わないと理解できない上司は、言わなくなった途端「ふりだし」に戻ります。すごろくと同じように。要はゴールが遠すぎて長続きしないというリスクがあります。

対処法3.実質のリーダーとなり、上司をリードする

本来、上司が部下をリードするべきですが、頭の悪い上司はそれができません。仕事が進まないくらいなら、あなた自らが実質のリーダーとなり、仕事を進めてしまいましょう。例えば「今度の会議の資料は私が上司の代わりに作りますね」「期日はいついつまでにしましょう」とあなたが何事も決めてしまうのです。 その際に、あくまで上司の立場を尊重して、自分は補佐という”名目上の立場”はきちんと守りましょう。立場をわきまえないと、「リーダー気取り」「部下のくせに生意気」と周りにも負の感情を抱かせてしまいます。上司が部長ならば、あなたはゲームキャプテンです。 プロジェクトが終わった後に、今回のプロジェクトの成功は、「××上司をサポートしていた〇〇さんのおかげよね」と言わしめれば大成功です。仕事もうまくいき、あなたの評価アップにつながることでしょう。

頭だけでなく、性格までダメな上司への対処法

対処法1.我慢する

完全に割り切って、自分の仕事のみに従事するのはひとつの手です。しかし、我慢にも限界がありますし、上司の許可を取らないと実行に移せない仕事も多いので、関わりを避けるのはオススメできません。 何より、先ほども述べましたが時間は有限で、消費ではなく投資したいものですよね、ここでもやはり上司のために時間を浪費するのはもったいないので、諦めるのはやめましょう

対処法2.不満を伝える

あまりにもいらっとする発言や行動が目に付いた場合、勇気を出して反抗してみるのもいいでしょう。この時には2つ注意が必要です。 1つ目は、あなた個人ではなく、部署やチームが困ることを伝えることです。「私がやりにくいんですケド!」と個人の感情をむき出しにすると、「いいこと言ってるけど、コイツ結局自分のためなんだな...」と周りの理解を得にくくなります。あくまでチームのために戦う気持ちを忘れずに! 2つ目は、自分の立場を忘れないことです。「部下の自分の立場から言うのもおこがましいですが」「私が申しあげるのも恐縮なのですが」と枕言葉を一言添えるだけで十分。謙遜の気持ちを伝えることで、上司も反撃しにくくなります。

対処法3.更に上の上司に味方してもらう

1も2もダメなら、最終手段として更に上の上司にかけあってみましょう。上司の仕事は、みなが働きやすい環境を作ること。部下が困るような職場環境を作ってしまう人間を、会社も放っておくわけにはいきません。 上を動かすためには、十分な証拠を集めておくことが必要です。第三の証人でも、録音でも、メールでもラインでもなんでも構いません。証拠がないと、どれだけ困っていると訴えても、発言に説得力がつきません。ここで上を動かすことに失敗すると、「チクったな!」と上司の反感を買うだけで、得なことは何もありません。 一方、うまくいけば戦略的に上司を引き摺り下ろし、あなたが主導権を握れるかもしれません。それで業績がぐっと伸びたら、チームのためにもなり、あなた自身の評価アップにもつながります。これぞまさに一挙両得ですね!

ピンチはチャンス!

いかがでしょうか? 「こんな素敵な上司(仕事のできない上司への皮肉を込めて)も、神のあたえた試練なんだ」「『こんな上司にならないように』と反面教師にしよう」と前向きに考えることで、ピンチはチャンスへと変わります。 「仕事のできないアホな上司」の戦略的な対処法、攻略法を考えながら通勤すれば、明日から職場に行くのが楽しくなりませんか?


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