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優柔不断の意味とは?

優柔不断の意味とは「決められない」こと

お金と家庭のどちらが大切か決められない

優柔不断の大きな意味として「決められない」ことが挙げられます。より詳しい意味を調べてみると、以下のような意味が書かれています。

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ぐずぐずして物事の決断のにぶい・こと(さま)。

引用 : weblio辞書 三省堂 大辞林

つまり、物事の決断力が低い様子や、その様子を見せている人のことを表すのです。また「優柔」には「決断力に乏しい」、「優しい・柔らか」という意味が、「不断」には「決断力が無い」、「絶え間なくいつまでも続くこと」という意味があります。

マイナスの意味で使われることが多い

優柔不断をマイナスに捉える女性

「優柔」と「不断」は個々でみればプラスの意味もある言葉ですが、「優柔不断」という言葉になるとマイナスの意味として使われることが多くなります。

例文として「私は優柔不断で、夕食の献立を決めるのにいつも時間がかかってしまう」、「彼はとても優柔不断で、新婚旅行の行先について1ヶ月は悩んでいる」などが挙げられます。

【男性編】優柔不断でなかなか決められない人の心理5選

優柔不断で決められない男性の心理①後悔するのがイヤ

プロポーズに失敗した優柔不断な男性

ここからは男女別に優柔不断で決められない人の心理を紹介します。優柔不断で決められない男性の心理1つ目は「後悔するのがイヤ」です。

何かを選んだ後で「やっぱりこっちの方が良かったかも」という状況になった時、いつまでも引きずる自分の性格を分かっているので、後悔しないためにもよく考えて決めたいという心理があります。そのため考える時間が長くなり、結果的に優柔不断になってしまうのです。

また、このような心理の男性は、どちらを選んでも結局後悔することが多いです。後悔の負担を減らすためには、考えすぎないことも大切になってきます。

優柔不断で決められない男性の心理②全部が欲しい

お金に執着する優柔不断な男性

優柔不断で決められない男性の心理2つ目は「全部が欲しい」です。特に、何事に対しても欲張りな傾向が強い人に見られる心理的特徴になります。

自分で食べるご飯を決めるのにも「牛丼もいいけど親子丼も食べたい」となることが多く、また女性関係でも「君も好きだけどあの子も好き」と欲張りなためにどちらかを捨てられないという心理が優柔不断にさせています。

ご飯の場合は食べきれれば問題ありませんが、女性関係など重要な問題はしっかりと関係を見直してもらうよう、決断を迫った方がいいでしょう。

優柔不断で決められない男性の心理③完璧主義な面がある

完璧さを求める優柔不断な男性

優柔不断で決められない男性の心理3つ目は「完璧主義な面がある」です。この心理の奥には「絶対に失敗は避けたい」、「間違った選択はしたくない」といった、自分で自分に過度なプレッシャーをかけている場合が多いです。

それ以外にもミスに対して「自分は悪くない」といった、プライドが高いために間違った自分を認めたくないという心理も働いています。他人に対して完璧な自分を見せたいという見栄っ張りな部分もあると考えられます。

どの心理状態が強い場合でも、完璧を求めるのはいい結果を生みません。仕事や家庭生活ではどこかで折り合いをつけることも大切だと、心から知ることが大切です。

優柔不断で決められない男性の心理④優しすぎて断れない


女性に優しすぎる優柔不断な男性

優柔不断で決められない男性の心理4つ目は「優しすぎて断れない」です。これは、その選択に対して切り捨てるのが申し訳なさすぎて、結果優柔不断になっている状態です。

2人の女性に同時に告白されて、1人は自分が前から好意を寄せていた相手だとしても、もう1人に対して「どう断れば傷つかないか」と悩みすぎることで、結果的に両方の女性に返事ができないという状態になることが多いのです。

とにかく気を遣いすぎることが多いので、このタイプの男性は心理的にとても疲れています。優柔不断な面が顔を出したら、「断ることの優しさ」も考えて決断するようにしましょう。

優柔不断で決められない男性の心理⑤常に真面目すぎる

仕事に真面目な優柔不断な男性

優柔不断で決められない男性の心理5つ目は「常に真面目すぎる」です。何事に対しても常に全力で、しかも真面目に取り組むため、結果的にどの選択肢も魅力的に見え優柔不断になってしまいます。

仕事や恋に真面目に取り組むのは、とても素晴らしいことです。それ自体に問題はありません。ただ、真面目に取り組みすぎて当初の方向を見失ってしまうのは問題です。もしかしたら本当に大切なものを失う恐れもあります。

本当に大切な問題以外は、時に考えを緩めるのも大切です。「これでいいか」と考えを緩める基準をあらかじめ作っておくと、自分にも他人にも優しくなれるでしょう。

【女性編】優柔不断でなかなか決められない人の心理5選

優柔不断で決められない女性の心理①わがままな面が強い

すべてを欲しがる女性

ここからは優柔不断で決められない女性の心理を紹介します。1つ目は「わがままな面が強い」です。これは男女間の付き合いにおいて「気が多い」という傾向の女性に多く見受けられます。

付き合っている男性がいるにもかかわらず、断れないからと別の男性の誘いも受けていたら、いつの間にか二股をかけていたという場合、「私は悪くない。私に声を掛けてきた方が悪い」と発想する女性も、優柔不断な性格に当てはまります。

時にはっきりと意思表示をすることもあるのがこのタイプの女性ですが、心理的には優柔不断な面が潜んでいます。相手の気持ちを考え、自分の意見を言う前に一旦考えてから話すことで、優柔不断な面は和らぐでしょう。

優柔不断で決められない女性の心理②責任から逃れたい

会議から席を外す優柔不断な女性

優柔不断で決められない女性の心理2つ目は「責任から逃れたい」です。これは女性自身が「自分には決断力が無い」と分かっているからこそ発生する心理状態です。

仕事のプロジェクトリーダーに指名されても、リーダーは決断することが多いと理解しているので自分にはできないと考え、せっかくのチャンスをものにできないことも起こります。

ある意味、自分の能力を的確に把握しているともとらえられますが、時にはチャレンジすることも人生には必要です。優柔不断で決められない自分を、少しでも成長させるよう意識してみましょう。

優柔不断で決められない女性の心理③他人に嫌われたくない

嫌われたかもと心配する優柔不断な女性

優柔不断で決められない女性の心理3つ目は「他人に嫌われたくない」です。これは、優柔不断な性格の根本と言ってもいい心理状態です。

特に女性はこの傾向が強いといわれていて、相手に嫌な気持ちになってほしくないと相手の気持ちを推し量った結果、優柔不断になってしまう傾向があります。

他人に嫌われたくないという気持ちは分かります。でも、万人に好かれる人は存在しません。うまく関係を築けない人とは「そこまでの縁だったんだ」と受け入れる勇気が大切になってきます。

優柔不断で決められない女性の心理④意見を聞くとさらに迷う


優柔不断な人のクローゼット

優柔不断で決められない女性の心理4つ目は「意見を聞くとさらに迷う」です。自分では決められないからと他人の意見を聞きすぎた結果、さらにどうしていいか迷い優柔不断になってしまうというスパイラルにおちいります。

特に占いが好きな女性はこの傾向が強く出ます。「今日は天気がいいから青い服を着ていこうかな」とある程度自分で決めていたのに、占いで「ラッキーカラーは赤」と出てしまうと、途端に優柔不断になって決められないという方は多いのではないでしょうか。

他人の意見を素直に聞けることは立派な長所ですが、自分である程度決めていた事柄に対しては人の意見を優先するのではなく、自信を持って自分の意見を尊重しましょう。

優柔不断で決められない女性の心理⑤魅力的なものに対して弱い

たくさん買い物をした優柔不断な女性

優柔不断で決められない女性の心理5つ目は「魅力的なものに対して弱い」です。特に新しいものが好きで、相手の長所を見つけるのが得意という女性に多い心理状態です。

マイナスに見えるもの同士ではなく、プラスに見えるもの同士でどちらかを選ぶという際に優柔不断になってしまう女性は多いのではないでしょうか。

どちらを選んでも自分にとってはプラスになるので、「どちらがよりお得なんだろう」と損得を考えて選ぶ傾向も強いです。時には損得勘定を無しにして選ぶことも意識してみましょう。

優柔不断の原因3選

優柔不断の原因①自分に自信がない

落ち込む優柔不断な女性

ここからは具体的な優柔不断の原因を紹介していきます。原因の1つ目は「自分に自信が無い」です。優柔不断の最大の原因は、この「自分に自信がない」ことだと考えられます。

自分に自信が無いため、自分で出した決断にも自信が持てず、他人の意見の方がより良く見えてしまう傾向があります。自分が出した決断にどれだけ時間を費やしていたとしても、自信が持てないのです。

自分の決断に自信がある人は、それを周囲の人と共有して相手を説得することでその決断を実現していきます。逆に優柔不断で自信がない人は、自分でも信じられないことを他人と共有することはできません。そのため考えもネガティブになり、ますます自分の考えが表現できなくなるというスパイラルにおちいるのです。

優柔不断の原因②自分が中心になりたくない

打ち合わせから外れる優柔不断な女性

優柔不断の原因2つ目は「自分が中心になりたくない」です。先ほどの「自分に自信がない」とも共通する部分があります。それに加えて「責任から逃れたい」という気持ちも、決められない原因になります。

優柔不断で責任がかかる場面を避けることが多い人は、リーダーになったとしても重要な決断をするまでに時間がかかり、周囲の人に迷惑をかけてしまう可能性があります。そのため、ますますチームの中心になることを避けてしまうのです。

中心になりたくないという人はサポートの形で活躍することもありますが、リーダーが間違っていても反論することが少ないため、しっかりと自分の意見を持つことが求められます。

優柔不断の原因③心配しすぎてしまう

心配しすぎて励まされる優柔不断な女性

優柔不断の原因3つ目は「心配しすぎてしまう」です。これは普段から「心配性だね」と言われてしまう人に多い優柔不断の原因です。通常、人が考えないようなことまで考えてしまい、物事を決められないという結果になってしまいます。

「Aを選んだらBが心配になる。でもCを選んでもDの結果が心配になってしまう」と、ネガティブな方向に考えが偏ってしまうのです。

どんな物事を選んでも心配はつきものです。そのことを理解してポジティブに物事を判断するよう心掛けると、心配の種も少なくなるはずです。

優柔不断な人の性格5選


優柔不断な人の性格①決断力が低い

決められない男性

ここでは、先ほど紹介した原因で優柔不断な人だと判断されやすい性格を紹介します。1つ目は「決断力が低い」です。これは、優柔不断な人だと判断されやすい代表的な性格の傾向でもあります。

「Aにしようか、それともBにしようか」と、いつまでたっても決断できず、周囲の人に迷惑をかけてしまうことも多いです。さらにそれが、仕事の評価に繋がってしまう恐れもあります。

料理の選択だったら周囲への影響も少ないですが、重要なプレゼンテーションのテーマなどを決める際に優柔不断な性格が出てしまうと、仕事に大きな支障が出てしまうでしょう。

優柔不断な人の性格②行動までに時間がかかる

決められず時間が進む

優柔不断な人の性格2つ目は「行動までに時間がかかる」です。先ほど紹介した「決断力が低い」という部分にも繋がる性格の傾向でもあります。

決断が遅いと、それだけ行動に移すまでに時間もかかります。特に最近のビジネスは「即断即決」が求められる傾向が強いです。そのため優柔不断な性格が原因で、仕事の面で置き去りにされる可能性が高いと考えられます。

慎重に考えて出した決断でも、行動に移すまでに時間がかかり、結果として社会のニーズに合わない決断になってしまったということにならないよう、迅速に行動に移すことが大切になります。

優柔不断な人の性格③過去の選択をいつまでも悩む

別れたことを後悔する優柔不断な人

優柔不断な人の性格3つ目は「過去の選択をいつまでも悩む」です。自分が考えて出した選択に対していつまでも悩んでしまうのが、優柔不断な人の性格の特徴です。

行動するまでに時間がかかった結果、社会のニーズに合わない決断になってしまった場合、優柔不断な人はその選択結果をいつまでも悩んでしまう傾向が強いのです。

その選択について反省点を洗い出したら、素早く次の判断に移ることが大切です。過去の選択をいつまでも悩むのではなく、気持ちを切り替えて次に取り掛かりましょう。

優柔不断な人の性格④じっくり物事を考えられる

新しい発想をする優柔不断な人

優柔不断な人の性格4つ目は「じっくり物事を考えられる」です。ここまで優柔不断な性格の短所を挙げてきましたが、もちろん長所も存在します。

優柔不断な人は、ある物事に対して熟考する傾向が強いといわれています。スピードが求められる今の社会において、この傾向は悪くとらえられることが多いですが、より重要な物事は熟考する必要が出てきます。

たとえばマンションや家を買う場合、よく考えもしないでローンを組むと後々大変なことになります。その点、じっくり物事を考えられる優柔不断な人は、利点と欠点を洗い出すことができ後悔しない選択をすることができるのです。

優柔不断な人の性格⑤危機回避の力が強い

危機を乗り越える優柔不断な人

優柔不断な人の性格5つ目は「危機回避の力が強い」です。こちらも優柔不断な人の長所の1つです。じっくり物事を考えたおかげで、危険を事前に回避する力がより強くなる傾向があるのです。

現代は様々な危険にあふれています。危険な投資話や電話でのなりすまし詐欺など、相手に考える時間を与えないことで不当に利益を得ようとする人が存在します。

そこで考えるクセがある人なら「一旦考えさせてください」、「一度電話を切ってもいいですか」など、「考える」という行動で危機を回避できる可能性が高まります。優柔不断な人は考え方によっては、様々な危機をうまく回避できる力が備わっているのです。

優柔不断な人の周りからの印象は?

決められない様子にイライラする

決められない両親にイライラする子ども

ここからは、優柔不断な人を周りから見た時の印象の例を挙げていきます。まずは「決められない様子にイライラする」という点が挙げられます。

当人はいたって真面目に考えているのですが、その考える時間が長いと、周囲の人は「はやく決めなよ」とイライラが溜まってしまいます。時間が迫っている、あるいは二者択一の選択であるという場合は、周囲の人のためにも素早く決めるように心掛けましょう。

他人に流され自分の意見を持っていない

意見を言わない優柔不断な男性に悩む女性

次に「他人に流され、自分の意見を持っていない」という印象に見られることもあります。特に会議など自分の意見を発表する場で、迷いすぎて「前の人と同じです」と発言すると、こう思われることが多くなります。

優柔不断な人は自分の意見に自信を持てないことが多いので、どうしても他人の意見が良く聞こえてしまいます。そうならないためにも、会議などでは間違っていてもいいので自分の意見を言うようにしましょう。

優柔不断の直し方3選

優柔不断の直し方①「決める」ことに慣れる

重要な決断をした優柔不断な男性

では、優柔不断な性格はどうすれば直るのでしょうか。直し方の1つ目は「『決める』ことに慣れる」です。この「決める」ことに慣れることで、優柔不断はほとんど解消できるはずです。

「今日の服は赤と青、どっちにしよう」という簡単なものから始め、料理のメニューを即決してみる、今日はこことここの取引先にメールを送るなど、「決める」練習を積み重ねていきましょう。

その際、「決める時間」にも注意して練習を重ねるとより効果的です。「料理のメニューは30秒以内に決める」など、自分に時間制限をかけて「決める」練習に取り組んでみましょう。

優柔不断の直し方②物事をネガティブに考えすぎない

ポジティブになった優柔不断な女性

優柔不断の直し方2つ目は「物事をネガティブに考えすぎない」です。「決めた」ことの結果に対して、ネガティブに考えすぎないようにしましょう。

選んだ料理がおいしくなかったとしても、「あぁ失敗した。別のものにすればよかった」とは考えず、「この味は分かったから、次はあっちの料理にしてみよう」とポジティブに結果をとらえるのです。

また、物事の完璧さを求めないことも大切です。完璧を求めるとどうしてもマイナスな面に考えが行きがちなので、「完璧じゃないけれど、ここは良かったからいいか」という気持ちを持つようにしましょう。

優柔不断の直し方③自分を信じる

自信を持った優柔不断な女性

優柔不断の直し方3つ目は「自分を信じる」ことです。上記の「『決める』ことに慣れる」、「物事をネガティブに考えすぎない」にプラスして「自分を信じる」ことを心掛ければ、優柔不断はほとんど直るはずです。

自分を信じられるようになるためには、仕事の場合は業務に関する知識をつけると、分からないことが1つ減る代わりに自信が1つつきます。これを繰り返すことで、その仕事に対する自信の無さは自然と解消されていきます。

また、周囲の評価を気にしすぎないのも大切です。時にはいい評価が欲しくなりますが、あまりに評価を求めると当初の目的や目標を見失ってしまいます。知識をつけ、評価に振り回されず、自分を信じて物事に取り組んでみましょう。

優柔不断な性格の特徴を理解して「決められない自分」を克服しよう!

ここまで優柔不断で決められない男性・女性別の心理や、その原因などについて紹介しました。優柔不断な性格の特徴や、直し方など理解できたのではないでしょうか。

優柔不断な性格を直すには、それなりの時間がかかります。それまでの性格を変えるのですから当然といえばその通りです。その過程は、もしかしたら苦しいものになるかもしれません。

それでも「新しい自分になりたい」という決意があれば、周囲の人達も協力してくれるでしょう。ぜひ「決められない自分」を克服して、時間と気持ちに余裕を作ってみましょう。


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