1月の季語は?
1月上旬の季語
1月の上旬の季語は、新年の挨拶の際に使える季語が多いです。特に新春、初春はビジネスやスピーチで活躍しますので覚えておきましょう。書き初めや鏡開きもこの時季ならではの季語ですので、親しい人に送るときは取り入れてみると良いでしょう。
- 冬至
- 正月
- 元日
- 新春
- 迎春
- 初詣
- 書き初め
- 初春
- 鏡開き
- 年明け
1月上旬の季語一覧
1月中旬の季語
1月中旬の季語は、とにかく寒いという状況を表現したものが多いです。1月の季語の特徴としましては、新年の挨拶と小寒・大寒以外は、上旬、中旬、下旬の線引きがはっきりとはないというところがあります。
年によっては例年になく冷え込んだり、逆に暖かい日が続いたりと様々なので、状況を見て使い分けれるようにしましょう。また、近年ではインフルエンザも広く流行していることから、インフルエンザも季語として使うことができます。相手を労うときに使うと良いでしょう。
- 寒風
- 寒中
- 寒冷
- 小寒
- インフルエンザ
- こたつ
- 厳寒
- 寒の入りも過ぎ
- 正月の賑わいも過ぎ
- 厳冬
1月中旬の季語一覧
1月下旬の季語
1月下旬の季語は、中旬に引き続き寒い日が続きますねという表現のものが多いです。大寒のみ日付がはっきりしていますので、その頃に書く場合は大寒を書けば間違いないです。あとは中旬と同じように状況を見ましょう。
カジュアルな表現をしたい場合はウィンタースポーツや冬ならでは食べ物を使うと良いでしょう。冬季オリンピックがある年はそれを使うのもいいです。
- 大寒
- 降雪
- 極寒
- 酷寒
- 受験
- インフルエンザ
- 寒気がつのる
- スキー
- オリンピック
- みかん
1月下旬の季語一覧
1月の旧暦「睦月」も時候の挨拶に使える!その由来や別名は?
「睦月」の読み方・意味・由来
1月の旧暦は「睦月」で、「むつき」と読みます。由来はいくつかの説がありますが、お正月に家族や親戚で集まり仲睦まじく過ごす「睦び合い」が由来だという説が最も有力です。他にも「始まる・元になる月」である「元月(もとつき)」が転じて「むつき」になったという説もあります。
「睦月」の別名・異称
1月の旧暦「睦月」の別名・異称を紹介します。睦月の異称は初春月(はつはるつき)、新春(しんしゅん)、早緑月(さみどりづき)、初空月(はつそらづき)、月正(げっせい)などがあります。新年を迎える月というだけあって、どれも新しい季節を迎えるようなものになっています。
1月上旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶・季節の挨拶10選
1月上旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶①
1月上旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶、1つ目は「新春(しんしゅん)」です。新年の挨拶をする機会が多いと思いますので、その際は新春を使うと間違いありません。「あけましておめでとうございます」と使いたくなりますが、取引先や目上の方には季節の挨拶の方が無難です。
書き方例は「新春の候(折、みぎり)、貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます」となります。親しい方であれば「あけましておめでとう」の一言があった方が好印象です。
1月上旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶②
1月上旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶、2つ目は「初春(しょしゅん)」です。こちらも新春と同じようにビジネスの新年の挨拶に適しています。新春は「いよいよ新しい年を迎え」という意味で、初春は「新春のこの良き日に」という意味があります。どちらも新年の喜びを表現しているので、好みの方を使ってOKです。
書き方例は「初春の候(折、みぎり)、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」となります。1月は雪も多くまだ冬なので初春は不適切のような印象がありますが、1月の旧暦の異称にもありますので、問題なく使用することができます。
1月上旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶③
1月上旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶、3つ目は「年明け(としあけ)」です。三が日も過ぎ、もうお正月の雰囲気ではないなという場合は年明けを使うと良いでしょう。かしこまった相手から親しい人への手紙に使うことができます。
書き方例としましては「年明けの忙しい時期ではございますが、お変わりなくお過ごしでしょうか」と、新年のバタバタした時期に送ってすいませんというニュアンスのフレーズを入れると良いでしょう。
1月上旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶④〜⑩
1月上旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶を7つ紹介します。新年の挨拶に使えるものと、寒中見舞いに使えるものをまとめました。1月はまだまだ寒い日が続く季節ですので、相手の安否を気遣うフレーズと一緒に送ると好印象です。
- 小寒の候(折、みぎり)、○○様におかれましては、いよいよご壮健にてご活躍の由、大慶の至りに存じます
- 初春の日を仰ぎ、時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます
- 松の内の賑わいも過ぎ寒さが身に染むようにまいりました、皆様いかがお過ごしでしょうか
- 寒の入りを迎え寒さが厳しさを増してまいりました、皆様にはお変わりございませんでしょうか
- お寒い日が続きますがご一家おそろいで、新しい年をすがすがしくお迎えになられたことと存じます
- お正月の静けさも去り、またお忙しい毎日をお過ごしのことと拝察いたします
- 正月気分もようやく抜けいつもの日々の暮らしが戻りつつありますが、正月休みで増えた体重だけは戻りません
1月上旬の時候の挨拶例
1月中旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶・季節の挨拶10選
1月中旬の時候の挨拶・季節の挨拶①
1月中旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶、1つ目は「寒冷(かんれい)」です。1月の中旬の時候の挨拶は、冬の寒さが中心のものになります。今現在も寒いですがという表現と、これからまだまだ寒くなりますねという表現の季節の挨拶が適してします。
寒冷を使った書き方例は「寒冷の候(折、みぎり)、○○様におかれましては、ますますご活躍とのこと、心からお喜び申し上げます」となります。
1月中旬の時候の挨拶・季節の挨拶②
1月中旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶、2つ目は「小寒(しょうかん)」です。小寒とは1月5日から19日の頃を示し、寒さが強くなる時期という意味があります。主に中旬に使われる季節の挨拶ですが、1月5日以降であれば使用しても大丈夫です。
ビジネスメールでは、1月5日以降は新年の挨拶は使用しないのが一般的ですので、恥ずかしい思いをしないためにもこれは覚えておきましょう。書き方例は「小寒の候(折、みぎり)、貴社ますます御盛況のことお喜び申し上げます」となります。
1月中旬の時候の挨拶・季節の挨拶③
1月中旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶、3つ目は「正月の賑やかさも過ぎ」です。これはこの時季ならではの季節の挨拶になります。気候も比較的おだやかで、寒い表現が適さないかなと思ったらこれを使うと良いでしょう。
書き方例としては「正月の賑やかさも過ぎ、穏やかな日々となりましたがお変わりありませんか」となります。正月に会った人に送る場合はそのときの思い出話や、会えて嬉しかったなどを書き添えると良いでしょう。
1月中旬の時候の挨拶・季節の挨拶④〜⑩
1月中旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶を7つ紹介します。さきほど季語のところでご説明した通り、上旬、中旬、下旬は線引きがはっきりとしていませんので、天気や気温など状況に応じて使い分けるようにしましょう。
- 厳冬の候(折、みぎり)、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
- 厳しい寒さの中にもすがすがしさを感じられる今日この頃、皆様にはその後お変わりなくお過ごしのことと存じます
- 新しい年を迎えて早くも十日、普段の生活が戻ってまいりました
- 寒の入りも過ぎいよいよ寒さも本番を迎えました、○○様には、ますますお元気のことと承り何よりと存じます
- 冬とは思えない穏やかな日が続いておりますが、ご家族の皆様もお元気でお過ごしのことと拝察いたします
- 今年は寒さがことのほか厳しいようですが、お元気でご活躍のことと存じます
- 今日は珍しくおだやかに晴れひだまりの暖かさを感じました、皆様いかがお過ごしでしょうか
1月中旬の時候の挨拶例
1月下旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶・季節の挨拶10選
1月下旬の季語を使った時候の挨拶①
1月下旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶、1つ目は「大寒(だいかん)」です。大寒は1月20日頃から31日までを示し、この頃であれば大寒を使えば間違いありません。ビジネスでも重宝します。
書き方例は「大寒の候(折、みぎり)、貴会に置かれましては、ますますご隆盛の由、大慶の至りに存じます」となります。大寒は二十四節気のひとつでもありますので、日本の文化を深めるためにも積極的に使っていきたいですね。
1月下旬の季語を使った時候の挨拶②
1月下旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶、2つ目は「酷寒(こっかん)」です。もうとにかく寒い、今年の冬は例年になく厳しいという場合はこちらも使うと良いでしょう。夏の季語の酷暑の反対語になります。
書き方例は「酷寒の候(折、みぎり)、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます」となります。書き出しに酷寒を使用した場合は、結びに相手を気遣うフレーズを使うと好印象です。
1月下旬の季語を使った時候の挨拶③
1月下旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶、3つ目は「インフルエンザ」です。インフルエンザは俳句の専門誌でも取り上げるほど季語として浸透してきています。この時季になると連日ニュースで放送され心配になります。
書き方例は「インフルエンザが流行する季節となりました、お子様をお持ちの御家族様におかれましてはまだまだ気を許すことが出来ないことと存じます」となります。
1月下旬の季語を使った時候の挨拶④〜⑩
1月下旬の手紙の書き出しに使える時候の挨拶を7つ紹介します。かしこまった相手から親しい人へ向けてのものをまとめました。寒さを表す季語もいいですが、せっかくならイラストにも使えようなカジュアルなものも使ってみましょう。
- こたつの中からの雪見酒が楽しみな季節がやってきました、お元気でお暮らしの段、何よりと存じます
- 冷え冷えとした大気に星も凍てつくような寒夜が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか
- 寒さが厳しいと布団から抜け出るのもつらい毎日が続きますね、こちらは相変わらずつつがなく過ごしております
- 酷寒のみぎり、吹きすさぶ北風がいっそう身にこたえます
- 例年になく厳しい寒さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか
- 雪の舞う寒さ厳しい今日この頃、春の訪れが待ち遠しいです
- いよいよ寒気がつのる折、○○様には、ますますお元気のことと承り、何よりと存じます
1月下旬の時候の挨拶例
こちらの記事では2月の時候の挨拶についてまとめています。1月下旬と2月上旬は時季が近いので同じような時候の挨拶が使える場合があります。より理解を深めるためにも併せてご参考にしてください。
手紙やビジネスメールに使える1月の結びの挨拶10選
手紙やビジネスメールに使える1月の結びの挨拶①〜⑩
手紙やビジネスメールに使える1月の結びの挨拶を紹介します。結びを書く際の注意点は書き出しと同じものを使用しないということです。また、マナーとして相手を気遣うフレーズを最後にいれるようにしましょう。
1月であればまだまだ寒い日が続きますので、それを心配するものが好印象です。受験を控えている家族には「ご健闘をお祈りします」というというのもいいでしょう。
- 時節柄、お風邪など召されませぬようくれぐれもお自愛ください
- 暖冬とはいえ急に冷え込む日もございます。なにとぞご自愛くださいますようお願い申し上げます
- ますます寒さが厳しくなっていきますが、くれぐれもお体に気を付けて下さい
- 厳しい寒さが続きますが、くれぐれも無理をせずにお互い頑張りましょう
- 厳寒の折、どうかご自愛くださいますようお願い申し上げます
- 立春も目前とはいえ、まだまだ寒さ厳しき折柄、お風邪など召されませぬようお気をつけください
- 春の到来を心待ちに、まずは取り急ぎご挨拶まで
- インフルエンザが流行しているようですので、どうぞお気をつけください
- お子様のセンター試験ももうすぐですね。ご健闘をお祈りしております
- インフルエンザが流行しているようですので、どうぞお気をつけください
1月の結びの挨拶一覧
1月の時候の挨拶を使って手紙を書こう!
1月の時候の挨拶についてまとめました。1月の時候の挨拶は新年の挨拶以外にも、冬の厳しさを表現するものが多いです。年によっては暖かいときもありますので、そのときどきの状況に合わせて季節の挨拶を使い分けましょう。
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