前向きな意味のかっこいい三字熟語4選
①金字塔(きんじとう)
ピラミッドを意味する「金字塔」は、後世に残る立派な業績や、偉大な作品などに対して使われることもあります。スポーツなどでも使われることがあるため、意味を知っている人も多く、チームのスローガンや座右の銘として掲げられることもあります。
「金」という漢字が入っていることで、かっこいい粋な雰囲気が漂う言葉になっています。難しい漢字が使われていない、書きやすく読みやすいという点も魅力的です。
②向上心(こうじょうしん)
座右の銘として使われることもある「向上心」は、現状に満足することなく、さらに上を目指して努力する心を意味する三字熟語です。部活や仕事、勉強など、幅広いシーンで求められる心構えでもあり、スローガンとして掲げられることも多いですよ。
簡単な漢字のみで構成されている言葉なので、子供でも覚えやすく、意味を理解しやすいです。常に上を目指すのは難しいことではありますが、大人も子供も心に留めておきたい言葉ですね。
③集大成(しゅうたいせい)
多くのものを1つにまとめることを意味する「集大成」は、長年の努力や活動を結実させたものを表します。学校生活の締めくくりや、仕事などのプロジェクトの成果の見せ場などで使われることの多い言葉です。
長年の成果を見せる場面で、「集大成」という言葉を聞くと気持ちが引き締まります。クールで粋な印象を与える響きも素敵ですね。
④新天地(しんてんち)
「新天地」は、漢字の意味の通り、新しく活躍する場所や新しい世界のことを表す三字熟語です。前向きな気持ちになれるような、清涼感のあるクールな響きが魅力的な、かっこいい言葉ですよ。
新しい環境で物事を進めることは、時に不安も付きまといます。でも「新天地」で頑張ろうと思えると、不思議とやる気が湧いてきますよ。
強い意味のかっこいい三字熟語5選
①阿修羅(あしゅら)
強い神というイメージが強い「阿修羅」は、闘争を好む古代インドの神々のことを指します。邪神や鬼神とも言われ、アニメやゲームなどでも悪役として登場することが多いので、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
阿修羅像というと怒った顔を思い浮かべがちですが、よくみると怒りの中にどこか悲しさも感じる表情をしています。阿修羅にまつわる神話には奥深い物語があり、惹きつけられるものがありますよ。
②下剋上(げこくじょう)
日本史などで使われる「下剋上」は、下位の者が上位の者を実力で倒すということを指す言葉です。スポーツや会社の上下関係などでも使われることがあるため、意味を知っている人は多いでしょう。
「剋」は「克」とも書くことができ、どちらも「うちかつ」という意味を持っています。発音の響きにも重みがあり、上を目指して強い気持ちで努力したくなる言葉ですね。
③心技体(しんぎたい)
精神力、技術力、体力を表す「心技体」という言葉は、武道などで使われることの多いスローガンです。「心技体」を座右の銘にしている人は、クールでかっこいい印象がありますね。難しい漢字が使われているわけではありませんが、厳格な響きがあり、姿勢が正されるような言葉です。
座右の銘やスローガンは、三字熟語も素敵ですが、四字熟語で掲げられることも多いです。四字熟語で目標や抱負を表したいという人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
④不動心(ふどうしん)
「不動心」とは、何事にも乱されることなく落ち着いた心のことを指します。「心技体」と同じく、武道などのスローガンや座右の銘として掲げられることの多い言葉です。常に落ち着いた心を持つということは難しいですが、だからこそ普段から意識していたいものです。
ちょっとしたことですぐに焦ってしまったり、イライラしたりしてしまった時には、不動心という言葉を思い出してみましょう。響きに重みがあるので、自然と心が落ち着いてきますよ。
⑤一貫性(いっかんせい)
発音の響きがかっこいい「一貫性」は、最初から最後まで矛盾がなく一つの方針であることを意味します。一貫性のある人はかっこよく、男気がある印象を受けるため、座右の銘としてもおすすめです。
堅実な雰囲気のある響きも印象的で、聞き取りやすい点も特徴です。ぶれない精神でいることは簡単ではありませんが、一貫性のある説明や理論は説得力があり、社会でも必要とされますよ。
男らしい意味のかっこいい三字熟語4選
①偉丈夫(いじょうふ)
身体が立派で人格も素晴らしい男性を意味する「偉丈夫」は、男らしい言葉の王道とも言えるでしょう。現代の「イケメン」という言葉に近い意味を持つ、粋な三字熟語です。
「偉い」という漢字と「丈夫」という言葉が組み合わさっていて、文字を見ただけで意味が分かりやすい点も魅力です。肉体的にも精神的にも優れている男性はなかなかいないので、座右の銘に掲げるのも素敵ですよ。
②益荒男(ますらお)
「益荒男」とは、強くて勇気のある立派な男性のことを指す言葉です。読み方が難しいですが、だからこそ知っているとかっこいい粋な三字熟語と言えるでしょう。使われている漢字自体は比較的簡単なので、一度覚えてしまえば頭に残りますよ。
③硬骨漢(こうこつかん)
意志が強い男性を意味する「硬骨漢」は、権力や不正に屈することなく、自分の主義を貫く男性を指します。クールな響きもかっこよく、声に出してみたくなる言葉ですね。
強い意志を持ち続けることは簡単ではありませんが、だからこそ座右の銘として意識しているという人もいます。日常生活の中で大切にしたい、心に響く三字熟語と言えるでしょう。
④破天荒(はてんこう)
「破天荒」とは、今まで誰もしたことのなかったことをするという意味の三字熟語です。「破る」「荒れる」など、勢いのあるイメージの漢字が使われていることから、男らしくかっこいい雰囲気があります。
テレビなどで「大胆」「型破り」などと同じ意味で使われることがありますが、実はそれは誤った使い方です。誰もできなかったことを成し遂げるという意味なので、「前人未到」などと近い意味で、偉業を達成した場面などで使いましょう。
自然を感じる意味のかっこいい三字熟語4選
①五月雨(さみだれ)
5月に降る長雨や梅雨を意味する「五月雨」は、少しずつ断続的に繰り返すことも指します。ビジネスシーンでは「五月雨式」という言葉が使われることが多いですが、これはプロジェクトなどが途切れ途切れに続いていくことを意味しています。
メールや書類などが細切れに何通も届くと嫌な気持ちになりますが、「五月雨式で申し訳ありません」という一言が添えられていれば、クールで粋な印象を受けます。前向きな意味で使われる言葉ではありませんが、難しい漢字もなく、知っているとかっこいい三字熟語ですよ。
②山茶花(さざんか)
日本各地でよく見かける「山茶花」は、濃い緑の葉に咲く赤や白の花が特徴的です。冬の時期に咲く花なので、寒さに負けない姿に強さを感じる人も多いでしょう。葉と花の色のコントラストが美しく、クールで毅然とした佇まいが人気を集めている植物です。
③雪月花(せつげつか)
かっこいいと同時に綺麗な印象もある「雪月花」は、雪・月・花という美しい自然の中の代表的なものを表します。難しい漢字が使われていないので、漢字を見ただけで意味が分かりやすい点が特徴です。
文字のバランスも綺麗なので、書道の練習課題として使われることもありますよ。意味も漢字もかっこいい熟語は、書くことで心が落ち着きます。書道にぴったりのかっこいい五字熟語についてまとめたこちらの記事も、是非参考にしてみてくださいね。
④十六夜(いざよい)
「十六夜」とは、新月から数えて16番目の夜のことや、その夜に見ることができる月を意味します。読み方が難しいですが、使われている漢字は小学校で習うものばかりです。夜の静かな雰囲気を感じることのできる、厳かな気分になれる三字熟語ですよ。
クールな響きのかっこいい三字熟語4選
①夜想曲(やそうきょく)
英語でノクターンと言われる「夜想曲」は、響きも漢字もクールな雰囲気が漂います。静かな夜の雰囲気をイメージした曲のことで、様々な作曲家によって数多くのメロディーが作られています。
哀愁漂う曲や儚げな雰囲気の曲などが多く、夜の音楽鑑賞にもぴったりです。おしゃれで粋な趣味として、夜想曲に詳しくなってみるのも素敵ですよ。
②綺羅星(きらぼし)
夜空に光り輝く星は、キラキラ星とカタカナで書くと子供っぽい印象がありますが、「綺羅星」と漢字にすることで粋な雰囲気になります。綺羅星は輝くたくさんの星を表す言葉ですが、キラキラ輝くという意味から由来して、明るいものや高貴な人が並ぶ様子を表すこともあります。
普段あまり使うことのない言葉ではありますが、クールな響きと漢字の並びがかっこいい三字熟語と言えるでしょう。「綺羅」という漢字は比較的難しいですが、漢字で書けるとかっこいいですよ。
③蜃気楼(しんきろう)
「蜃気楼」とは、密度の違う空気の影響で光が異常屈折し、地上の物が逆さまに見えたり浮いているように見えたりする自然現象のことです。夏の暑い日などにみられる神秘的な現象で、映像などで見たことがあるという人も多いでしょう。
あまり馴染みのない漢字で構成されていますが、覚えてしまえばそれほど難しい字ではありません。漢字を知っていると粋な言葉でもありますよ。
④一角獣(いっかくじゅう)
神話などに登場する「一角獣」は、ユニコーンとも呼ばれています。額の真ん中に角が1本生えている馬のような生き物で、アニメやゲームなどのキャラクターとして馴染みがあります。
ユニコーンというとメルヘンチックな印象ですが、「一角獣」という粋な響きになると途端にかっこよくなります。「獣」という漢字が入っていることで勇ましい雰囲気もありますよ。
かっこいい三字熟語を使いこなそう
熟語というと二文字や四文字が一般的ですが、三字熟語にも魅力的な言葉がたくさんあります。普段あまり意識することはなくても、色々な三字熟語を知っている人はかっこよく、一目置かれる存在に慣れること間違いなしです。
粋な響きの言葉や、座右の銘や目標としても使えるかっこいい言葉を覚えて、日常の中に取り入れてみましょう。普段の生活がもっとクールで充実したものになりますよ。
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