20代、30代になると、「女性にとって幸せって何か?」「どのような人生にしたいか?」を考える機会も増えていくのではないでしょうか。私自身も今そのような時期にさしかかり、人生の分岐点に差し掛かっているところです。今回は、「女性の幸せ」ついて書いていきたいと思います。
女性の幸せは一つではない
女性にとっての幸せのかたちは様々です。
昔は、『女性の一番の幸せは、好きな男性と結婚して、夫に尽くすこと』とされていましたが時代は変わりました。
女性の社会進出、離婚率の増加、趣味の多様化など、個人の生き方が昔に比べ広がったので、わざわざ結婚し、自由を制約する道を選ばない方も多くなりましたね。
ドラマGTOでも、松嶋菜々子さん演じる冬月先生が、
『彼女(生徒)の人生は、彼女自身で選んでほしい』
『女にとって一番大切なのは、もっと自分に自信を持つこと』
と言っていました。(好きなシーンのひとつです)
結婚して幸せな家庭を築くことも自ら選んだ道であれば幸せですし、キャリアウーマンになってかっこよく生きていくこともまた幸せ。人生には選択肢がたくさんあります。
しかし、その選択肢を選ぶのは、他の誰でもないあなた自身なのです。物事はとてもシンプルです。自分の生きたいように生きることが人生であり、幸せですよね。
「欲」を持つことは、幸せにつながる
「自分の生きたいように生きることが人生であり、幸せだ!」でこの記事を終わらせてしまっては、「そんなの当たり前じゃん。何を今さら。」と言われてしまうでしょう。なので、もう一歩踏み込んでみましょう。
私の持論ですが、女性の幸せに必要なことは、いつまでも「欲」を持つことだと思います。大きさは関係ありません。どんなに小さくても良いのです。
歳をとるにつれ、私たちは現状に満足しようとします。「普通に生活できるだけで十分幸せで、感謝しなければならない」と。しかし、本当にそうでしょうか?人間の欲求はもっと深いものであり、「当たり前」の生活だけで真に満足できるものではないでしょう。
大学時代、普通に授業に行くだけで幸せでしたか?サークルがあり、仲間があり、恋人があるという「贅沢な思い」をできたから、充実した4年間を過ごせたのではないでしょうか?
社会人になってからも、普通に9〜18時で働いて帰るだけで幸せでしたか?会社の友人との付き合いがあり、仕事の成功というワクワクがあり、だからこそ幸せな生活を送れたのではないでしょうか?
自分のスキルを活かし、「欲」を満たそう
欲といっても、金銭欲や物欲よりも、自分のスキルを活かせるものが良いです。
なぜなら、前者の場合、稼がなかったり、手に入らなければストレスとなってしまうから。それに満たされるのが一時にすぎないからです。
お金がいくらあっても使い道がないと意味ないし、物欲も買って満足するのは、ほんの数日ですよね。ならば、自分の好きなことを得意なスキルを活かしてチャレンジすることの方がよほど楽しそうではないでしょうか?
例えば、私の母親(50代後半)は絵が好きで、趣味で絵本を描き出版したり、ブログに公開しています。儲からなくても良い。みんなに喜んでもらえればそれで良い。という感覚なので、続けられるそうです。
手に入らないとストレスになってしまうものや、満足が一時でおわるものではなく、「欲」を継続的に満たしてくれることが、幸せにつながっていくのではないでしょうか?
勇気と行動力を持とう!
といっても、今までの生活にプラスαをする場合、変化を伴います。自分に変化を与えるときには、勇気が必要です。失敗を恐れて臆病になっていたら、挑戦などとてもできないのです。
とにかくまずやってみる。うまくいかなかったら、改善してみる。またやってみる。改善する。これの繰り返しです。
うまくいく方法ばかり考えるよりも、やってみてうまくいかなかった原因を考えて修正する方がよほど効率的ですし、何より楽しいです。
頭でごちゃごちゃ考える前に、行動する!くらいの勇気を持ちましょう。