意地悪する子供の心理10選！意地悪な子供とママ友への対処法3選も

意地悪する子供の心理・理由10選

意地悪する子供の心理・理由①自分のプライドを守っている

意地悪する子供の心理・理由1つ目は、自分のプライドを守っていることです。向上心や競争心が強い傾向にある子は、周囲よりも自分が優れているとアピールしたがります。そして、自分の失敗を認めようともしません。

そのため、自分よりも優れている子や負けたくない子に対して意地悪な行為をすると言われています。周囲を蹴落とすことで、自尊心を傷つけずに自分の立場が上ということを証明しているのです。

意地悪する子供の心理・理由②自分の感情を制御できない

意地悪する子供の心理・理由2つ目は、自分の感情を制御できないことです。自分の思う通りに物事が進まないときに苛立ちを覚えますが、大半の人はそれを抑えられます。しかし、子供のうちはそれができないために衝動的に意地悪な行為をしてしまいます。

このタイプの場合、周囲の教育や環境によって早いうちに制御できるようになりますが、放っておくと大人になっても意地悪が止められません。悪いことをしたらすぐに注意するようにしましょう。

意地悪する子供の心理・理由③様々な人に構って欲しい

意地悪する子供の心理・理由3つ目は、様々な人に構って欲しいことです。親などの周囲の人の愛情に飢えている場合、寂しさのあまり注目させようと意地悪な行為をします。このタイプの場合、教育者が構ってあげられないのが原因と言われています。

意地悪する子供の心理・理由④意地悪な行為だと理解していない

意地悪する子供の心理・理由4つ目は、意地悪な行為だと理解していないことです。意地悪をしている子の中には、貶そうとは考えずにその人に注目して欲しいために行動している場合もあります。このタイプの場合、正しい行為を教えてあげると改善する可能性があります。

意地悪する子供の心理・理由⑤幸せそうな相手を自分と同じ思いにしたくなる

意地悪する子供の心理・理由5つ目は、幸せそうな相手を自分と同じ思いにしたくなることです。自分が抱えている問題によって不幸に感じている場合、相手の持っている幸せな環境に嫉妬して自分と同じ目に合わせようとします。このタイプの場合、その子の根本的な問題に向き合わないと解決できないでしょう。

意地悪する子供の心理・理由⑥人気者になりたい

意地悪する子供の心理・理由6つ目は、人気者になりたいことです。みんなから愛されたい・ちやほやされたいという意識を持っているので、周囲の注目の的になりたがっています。そのため、気に入らない人に意地悪をしています。この場合、いじめの原因にもつながると言われています。

意地悪する子供の心理・理由⑦リーダーになりたがっている

意地悪する子供の心理・理由7つ目は、リーダーになりたがっていることです。自分の言うことはなんでも聞いて欲しいという願望を持っているため、みんなを引っ張るリーダーとして君臨したいと考えています。しかし、実際にはわがままな性格の延長線にいるので、リーダーの素質はないでしょう。

意地悪する子供の心理・理由⑧小学生みたいにイタズラが好き

意地悪する子供の心理・理由8つ目は、小学生みたいにイタズラが好きなことです。周囲に迷惑をかけたり困った顔を見るのが楽しいと感じているので、困らせる行為を度々してきます。これがエスカレートするといじめに発展する恐れがあります。

意地悪する子供の心理・理由⑨嫉妬深い

意地悪する子供の心理・理由9つ目は、嫉妬深いことです。相手が持っている能力や周囲の環境が、自分より優れている場合、嫉妬心が燃え上がります。この結果、自分の方が優れていると証明するために相手に対して意地悪な行動をとると言われています。

意地悪する子供の心理・理由⑩相手の言動や外見が気に入らない

意地悪する子供の心理・理由10個目は、相手の言動や外見が気に入らないことです。相手の容姿や行動が自分が持っている価値観に合わない場合、否定すべき存在として相手を貶す傾向にあります。

この考えは子供だけでなく大人も持っているので、親の偏見が子に引き継がれている場合もあります。こうなると子供の価値観の矯正は難しいでしょう。

意地悪する子供の性格・特徴は？

意地悪する子供の性格・特徴①教育環境が劣悪

意地悪する子供の性格・特徴1つ目は、教育環境が劣悪なことです。親の教育や学校の治安が悪い場合、その影響が身について人間的によくない存在になりえます。

例えば、子供の感情を否定する言葉を投げるのが日常的に行われていたり、子供が努力しても褒めずに「もっと上をいけるだろ」や「そんなことより手伝って」という無関心な態度を取っていると、愛情に飢えてしまい劣等感が生まれます。この劣等感が意地悪を引き起こすのです。

意地悪する子供の性格・特徴②常に不安を感じている

意地悪する子供の性格・特徴2つ目は、常に不安を感じていることです。周囲に対して「認めて欲しい」と言う自己顕示欲を持っているので、それを満たすために意地悪な行動をとります。このタイプの場合、親の躾が厳しすぎる傾向にあります。

意地悪する子供の性格・特徴③親の前ではいい小学生・幼稚園児

意地悪する子供の性格・特徴3つ目は、親の前ではいい小学生・幼稚園児なことです。学校などでは意地悪な子として有名でも、家ではいいことして振る舞う子がいます。そのため、親の知らない間に迷惑児として知れ渡ってしまうケースが多々あります。

これが起きる原因としては、子供は親の顔色を読むのが得意ということが挙げられます。どうすれば喜ぶのかわかるので、親の前だけ良い子として振る舞ってことなきを得ているのです。

子供がする意地悪の具体例は？

子供がする意地悪の具体例①仲間内で悪口や陰口を言う

子供がする意地悪の具体例1つ目は、仲間内で悪口や陰口を言うことです。自分に同意してくれる仲間を集めた後、ターゲットを1人決めてから、その人のダメな部分を挙げたり悪口を言い合います。

これがエスカレートすると、ありもしない噂話を流したり、相手に聞こえるぐらいの大声で話し合うといった行動に移ります。この行為はターゲットにされた人を傷つける行為なので、場合によっては裁判沙汰になり得ます。

子供がする意地悪の具体例②相手を無視する

子供がする意地悪の具体例2つ目は、相手を無視することです。こちらから話しかけているにもかかわらず、そこに誰もいないように振舞います。これをされた子にとっては理由もわからず無視されるので、精神的に落ち込む傾向にあります。

意地悪する子供・親への対処法は？

意地悪する子供・親への対処法①意地悪な子の話を聞く

意地悪する子供・親への対処法1つ目は、意地悪な子の話を聞くことです。何度注意しても相手を貶すような発言をしたり、大事なものを隠して困らせる場合、一度真剣に話を聞く必要があります。

話を聞いただけでは何も変化がないと思われがちですが、その子にとっては精神的に楽な気持ちになります。しかし、話を聞くように見せかけてその子の気持ちを否定する発言をするのはやめましょう。最悪心を閉ざしてしまうか、状況が悪化するでしょう。

意地悪する子供・親への対処法②その子の親がママ友だったら離れる

意地悪する子供・親への対処法2つ目は、その子の親がママ友だったら離れることです。子供は親の背中を見て育つと言われている通り、その子が悪い子だったらママ友も悪い人の可能性があります。その人たちと付き合っていると、子供だけでなく家庭にも悪影響が及ぶ可能性があるので、距離を置くようにしましょう。

意地悪する子供・親への対処法③信頼できる先生やママ友に相談する

意地悪する子供・親への対処法3つ目は、信頼できる先生やママ友に相談することです。その子と話をしたり距離をおいても状況が変わらない場合、親身になってくれそうなママ友や先生に相談してみましょう。

先生相手なら、来年からは同じクラスに配属されないように対処してもらったり席替えの時に席を離してもらうようにしましょう。ママ友相手なら、自分の子と一緒に遊んでもらうように頼んでみましょう。些細な行為かもしれませんが、ある程度距離がとれるはずです。

意地悪された子供への対処法は？

意地悪された子供への対処法①嫌なことは嫌だと発言させる

意地悪された子供への対処法1つ目は、嫌なことは嫌だと発言させることです。相手によって傷ついた子供は、相手を攻撃できないほどの優しい性格をしていたり言い返せるほど強くない場合があります。

この場合、嫌なことをされたら「やめて」と言わせるようにしましょう。これによって意地悪のターゲットから外されたり、謝ってくれる可能性が出るでしょう。

意地悪された子供への対処法②自分はいつでも味方だと伝える

意地悪された子供への対処法2つ目は、自分はいつでも味方だと伝えることです。いつもいじめられている子供は、「泣いても助からない」という強い不安にとらわれている場合があります。それから解放するためにも、味方であることを強く強調しましょう。その言葉によって、意地悪された子供は励まされて強く生きられます。

しかし、そのようなことを発言したらきちんと有言実行しましょう。言葉だけ立派で行動を疎かにしていると、子供は心を閉ざして自尊心を失ってトラウマを抱えたまま成長します。子供からの相談を受けたら、まずは先生などに相談しましょう。

意地悪する子供にも理由がある

普段から意地悪している子は、嫉妬心に駆られていたり、プライドが高いために自分より優秀な子をいじめる傾向にあります。これらは子供の悪意によって行われていますが、場合によっては悪意を持っていなかったり良いことと悪いことの区別がついていない可能性もあります。この場合は教えてあげるとやめる場合があります。

しかし、それでもやめなかったり完全に悪意を持って行動している場合は、穏便に対処できない可能性があります。この場合は先生に相談したり距離を置くなどして、できるだけこちらから相手にしないようにしましょう。反応を示さなければ、相手は飽きて去っていくかもしれません。