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子育てのイライラは誰もが通る道

出産前は楽しみにしていた我が子。しかし実際に生まれてみると、「イタズラ、夜泣き、イヤイヤ期」に悩み、寝不足も日常茶飯事。「いつのまにか、出産前の子育ての楽しみは子どもへのイライラへと変わっていた」そう感じたことはありませんか? ですが大丈夫。子育てのイライラはみなが通る道。決してあなた特有の悩みじゃありません。本日は子育てのストレスに悩めるママに、ストレスは感じることはあっても決して「爆発しない」ママのストレス発散法を紹介します!

我慢してはいけない

ストレス発散法を紹介する前に、なぜ我慢してはいけないのかについて触れてみましょう。 先ほども述べましたが、子育てのイライラは誰もが通る道です。しかし、イライラしてもそれを放っておいたり、我慢してはいけません。 我慢を重ねると、いずれ必ず爆発する(=我慢の限界)ときがやってきます。そして一度爆発してしまうと、暴力や虐待をしてしまうことも・・・ kosodate-stress 過度のストレスは危険。最悪のケースだと子どもを殺してしまう。そんな悲しき事件も、現実には起こっているのです。 >>>>>4歳と1歳の姉妹死亡 育児に悩み?母親逮捕へ 柏   kosodate-stress2 暴力は振るわないものの、我慢を重ねすぎて、円形脱毛症になることもしばしば。 (画像:https://hagelabo.jp/articles/1883) このようにならないためにも、「爆発しないママ」にならなくてはなりません。同じようにストレスやイライラを感じても、溜め込んで爆発してしまうママと、いつの間にか忘れて爆発しないママに分かれてしまうのはどうしてでしょうか?

爆発しないママのストレス発散法とは?

爆発しないママに共通しているのは、ストレスを定期的に発散していること。つまり「まだ大丈夫!」ではなく、「イライラする!愚痴らなきゃ!」が望ましいです。いや、もっと言うと、そうでなければだめなのです。 ちょっとのストレスでもすぐに発散しなければなりません。「チリも積もればヤマになる」は、悪いことにおいても同じなのです。 そこで今回は、今日から実践できる、爆発しないママの子育てストレス発散方法を紹介しましょう!

1.子育て=「人育て」と考える

まずは子育てを「子育て」ではなく、「人育て」と考えてみてはいかがでしょうか? 「人育て」と聞くと、大変だと思いませんか?そう、子育てはまさに“人を育てること”で、非常に大変なことなのです。それも小さな小さな新生児のときから、休む間もなくずっと続く”苦行”。ストレスを感じるのは当たり前です。 他人から「子どもがいて幸せね。癒されるでしょう。」そういったことを言われるかもしれませんが、つらいという自分の感情を認めてあげてください。 あなたの夫もこう言いませんか?「自分の仕事だけでなく、人(=後輩)を育てなきゃいけないから大変だ」と。 それと同じように、「自分の仕事(家事・会社)だけでなく、人(=子ども)を育てなきゃいけないから大変だ」と呟いてみてください。 まずは、“自分の努力・苦労を自分で認め、いたわること”がストレス解消への1歩です。

2.映画や本を利用して「泣く」

kosodate-stress4 (画像:http://magazine.campus-web.jp/archives/128366 つらい時に思いっきり泣いてすっきりした経験はありませんか?泣くということはストレス発散になるのです。 涙には”デトックス”と呼ばれる、ストレス緩和効果があります。
泣きたいときは泣けばいい。 笑いたいときは笑えばいい。 自分を隠して生きたって楽しくないだろう?
かの有名なスティーブ・ジョブズも、泣くことを肯定しています。 しかし、大人になると大きなことがないと泣けない方が多いですよね。その原因のひとつには「場所の制約」があります。子どもじゃあるまいし、人前で泣くことはできないですよね。 そこで、自宅で映画や本などを利用して思い切り、誰の目も気にせずに泣いてしまいましょう!自宅なら誰の目も気にしなくていいので、大げさぐらいに泣いてみてください。気持ちがすっきりします。

3.1人カラオケに行く

kosodate-stress3 (画像:http://www.hitode-festival.com/entry/2015/06/06/102632 1人カラオケをしたことはありますか?カラオケに1人じゃ行きにくかったり、寂しそうなんて思われるかもしれませんが、一度行ってみてください。順番もないし音程だって外してもいい。とにかく大きな声で歌う!これをしてみるとかなりストレス発散になります。 カラオケが子育てによるストレス発散に良いのは、カタルシス効果によるもの。
カタルシス効果(cathartic effect) 心の内にあるさまざまな不安やイライラ、苦悩や怒り等の感情を言葉にして表現すると、その苦痛が解消され、安堵感や安定感を得ることができます。 これを精神分析の用語では、カタルシス効果と呼び、「心の浄化作用」とも表現されます。 (カタルシス効果-gooヘルスケアhttp://health.goo.ne.jp/mental/yougo/010.html
つまり、心の中のマイナス感情を「歌詞」として言葉に出すことで、心が浄化されるのですね。 明るい曲を歌って気分転換もいいですが、カタルシス効果を狙ってあえてそのときに気持ちを体現したような曲を歌っても効果的ですね!

4.“感情そのままノート”で感情を可視化

kosodate-stress5 (画像:http://blog.livedoor.jp/hiro_0921jp/archives/2017665.html “感情そのままノート”は、その名の通り、感じたことをそのまま書き殴ってしまおう!という秘密のノートです。言葉遣いだって気にせず、普段口に出せないことをとにかく書いて吐き出すのです。 これは、育児のことだけに限らず、上司のこと・旦那さんのこと…とにかくイライラしたことを漢字でもひらがなでも読めない字でも、何でもよいのでとにかく書きます。直接言えばトラブルのもととなり、さらにストレスが溜まりますがこれなら大丈夫。心の中を文字にするだけですから。 不安やイライラ、ストレス、リスクなどのマイナス要素は可視化することが大切です。負の感情はそれ単体で起こるものではなく、色々なものの負の連鎖によって起こりうるもの。いえ、正確に言うならば、ちょっとしたイヤなことがきっかけとなって、連鎖して起こるものがすべてマイナスに見えてしまうのです。それを解消するのが負の感情の可視化です。 ぜひ、いまのマイナスな気持ちを試しに書きなぐり、可視化してみてください。書いてみることで問題の根源が見えるのではないでしょうか? ただし、誰にも見つからないように置き場所には気を付けて!

5.お笑い番組を見る

疲れたお父さんがビールを飲みながらテレビを見て大爆笑!実はコレ、ストレス解消効果があるんです。 その原理は副交感神経を強く働かせること。ストレスの多い人は、普段から感情を不安定にする交感神経が働くので、副交感神経を働かせてバランスをとるという原理です。   子どもを産む前、あなたはどんなことで笑っていましたか?笑えればなんでもいいのですが、一番手っ取り早いのはお笑い番組です。大好きな芸人を見て大爆笑することで、ストレスはぐっと緩和されるでしょう。 ポイントは、子ども抜きで見ること。「こんな下品な芸に笑っていいのかな?」というように、子どもがいるとあなたは自然と“母親”の顔になりますよね。そうするとあなたはまた「我慢」しなくればなりませんよね。ストレス発散のための行動がストレスを溜めるなんて本末転倒ですよ!

ママの笑顔を子どもに伝染させて・・

今回紹介した方法以外にも、家で短時間で出来るストレス発散法はたくさんあるはずです。イライラ育児をしたいママなんていません。しかし、それを仕方ないと諦めて溜め込みいずれ爆発するのを待つか、自分に合ったストレス発散方法を見つけ、「爆発しない」ママになるかはあなた次第です。 イライラや不機嫌な気持ちは隠そうとしても子どもは察します。そしてママの気持ちは子どもに伝染します。 それと同じように、笑顔も伝染するのです。ママが笑顔で幸せな毎日を過ごしていると、子どもも自然とそんな毎日を過ごし始めます。 それってとっても素敵なことだと思いませんか? 笑顔の多い素敵な毎日を子どもと過ごすため、いろいろ実践してみることをおすすめします!


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