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悩みを解決するには意図的に思考せよ! 誰もが何かに対し思い悩み前に進めない、そんな経験をしたことがありますよね。 思い切り泣いた、他人に散々愚痴った。きっと時間が解決してくれる。 しかし、次の日にはまた同じことに思い悩んでいる。頭ではわかっているのに割り切れない。こんな経験ありませんか?

そもそもなぜ"割り切れない"のか

trouble-solving4 解決方法を提示する前に、わかっているけど悩んでしまう、割り切れないということがなぜ起きてしまうのかを脳の仕組みから考えてみましょう。 人間の脳には「大脳辺縁系」と「前頭葉」という2つの部分があります。 大脳辺縁系は人間の喜怒哀楽が生まれる部位で、「モヤモヤ」という感情もここで生まれます。 一方このような感情をコントロールするのが前頭葉。後天的に行動や感情に理論づけをしています。 主にこの2つの部位の働きによって感情は引き起こされ、またそれを抑えようと動いていきます。 つまり「割り切れない」とは、前頭葉<大脳辺縁系の状態です。 考えても仕方ないと理論的にわかっているが、それでもなおモヤモヤの方が強い状態のことです。

要は意図的に前頭葉>大脳辺縁系にすれば良い

悩みを解決するには、理性の働きが感情を上回らないと、悩みは根本から解消されません。 簡単なことです。時間の解決なんて必要ない。要は意図的に「前頭葉>大脳辺縁系」という状態にすればいいのです。 そのために必要なのは積極的な思考です。 意図的に「悩む必要はない」ということをインプットすれば良い。脳を騙すのです。 そのためにぜひ実践して欲しい3つの思考法をご紹介します。

時間軸を変える

trouble-solving5l 悩み始めると、どうしても「今」にばかり目が行きがちです。 そういう時は意図的に時間軸を変えてみることが効果的です。 例えば「10年後の私から見たら現在の悩みなんてちっぽけなものだ」と考えてみる。 あるいは、「現在の悩みなんてあのときに比べれば大したことはない」でもいいでしょう。 過去や未来と比較し、悩みの大したことのなさを意図的に刷り込むのは、有効な手段の一つです。 悩むたびにこのように思考してクセづけることをオススメします!

空間軸を変える

trouble-solving1 「世界には大変な人がいる。食べることすら困難な人がいる。私の悩みなどそれらに比べれば大したことはない。」 このように、もっと大変な悩みを抱える人のことを考える思考法も有効です。 これは比較思考、特に下方比較を使ったもの。 実は下方比較は人間にとってかなり重要な思考なのです 心理学的に「悩んだり落ち込んだときは、積極的に下方比較をすることで気持ちが回復しやすくなる」という証言があります。 腹が立った時に、「あいつに比べたらマシだ」と思ってスッキリしたことことはありませんか?それと同じ原理です。 下方比較はカッコ悪い!と割り切るのではなく、時には悩み解決となり得るのだ、と合理的な判断ができると良いですね!(口に出さなければOKだと筆者は考えます◎)

ポジティブな人のマネをする

trouble-solving3 悩みが解決されずモヤモヤが続く場合、思い切ってポジティブな人のそばに身を置き、その人のマネをすることをオススメします。 こちらはミラーニューロンの働きを利用したもの。 ミラーニューロンを直訳すると「鏡のような細胞」で、他者の脳内での活動を自分の脳内でもマネする細胞のこと。 人が他人の行動をマネしたり、理解したり、共感できるのはこのシステムがあるからだと言われています。 ポジティブな人のそばにいることで、自分もポジティブな気持ちになるという理屈です。 上記の時間軸や空間軸を変えても、一向にモヤモヤが解消されない場合にオススメな方法です。 意図的にミラーニューロンの働きを活用することで自然とポジティブになり、悩みを解決しましょう!

おわりに

trouble-solving2 いかがでしょうか? 大切なのは時間に頼るのではなく意図的に思考し、自ら解決すること。 待っていては悩みは解決できません。 積極的に自らに働きかけ、脳を意図的に支配する。 今まで時間が悩みを解決してくれると思っていた人も、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか?


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