金魚を折り紙で作るときのコツやポイントは?
金魚を折り紙で作るときのコツやポイント①切り込みに注意する
金魚を折り紙で作るときのコツやポイントの1つ目は、切り込みに注意することです。切り込みを入れない作品もありますが、金魚の折り紙には、尾びれを作るときにハサミで切り込みを入れる作品がいくつかあります。
切り込みを入れる箇所は胴体と尾びれの間の細くなる部分に当たることが多いので、切り込みを入れすぎないこと、尻尾を作るときに紙を無理に折らないことがポイントです。尾びれが切り落とされてなくならないように、また、折っている途中で尾びれが破れてしまわないように、慎重に尾びれを作りましょう。
金魚を折り紙で作るときのコツやポイント②尾びれや胸びれを調整する
金魚を折り紙で作るときのコツやポイントの2つ目は、尾びれや胸びれを調整することです。金魚の折り紙には尾びれを折る際にひだを広げることや、丸みをもたせる作品が多いです。また、直線がちな印象の尾びれでも、折る角度が変わると表情が変わります。より泳いでいるように見える角度を探しながら折ってみましょう。
胸びれに当たる部分も、折る角度によって表情がガラリと変わります。尻尾の曲げ方などとのバランスを確認しながら、左右の胸びれの角度を変えても面白い作品になります。お好みの角度を見つけてみるのもいかがでしょうか。
金魚の折り紙の作り方・折り方4選!【簡単編】
金魚の折り紙の作り方・折り方【簡単編】①兜を変形させた金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【簡単編】の1つ目は、兜を変形させた金魚です。伝承折り紙「兜」の、畳み方を変えて作ります。幼稚園や学校などで作ったことがある方も多いのではないでしょうか。
尾びれの部分は直線でもすっきりした印象が良いですが、 波線に切る、少しカーブをつけて切るなど、切り方によって、様々な表情を出すことができます。ハサミで切った切り込みを折り返すとき、切り込みの端から折り紙が破れないように注意して折り返しましょう。
金魚の折り紙の作り方・折り方【簡単編】②ふうせん金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【簡単編】の2つ目は、ふうせん金魚です。この金魚は、伝承折り紙の「風船」の途中から変形させて作ります。ふっくらと膨らんでいるところが可愛いですね!
動画でも紹介されていますが、尻尾の部分から金魚を膨らませるとき、ストローを使うと膨らませやすいでしょう。息を入れて膨らませることが難しいようであれば、竹ひごなどを使って、内側から折り紙を押しても良いかもしれません。
金魚の折り紙の作り方・折り方【簡単編】③正方形の金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【簡単編】の3つ目は、正方形の金魚です。胴体が正方形になっており、本当に簡単なので、慣れている方は小さい紙でたくさん作ると可愛いでしょう。もちろん折り紙初心者や、小さなお子様でもこの動画を見ると、すぐに作れると思います。
折り方がシンプルな分、尾びれの大きさや目の描き方で表情を出すことができます。お気に入りの尾びれや目のバランスを見つけてみてはいかがでしょうか。尾びれを小さくすると、丸くて可愛い印象ですが、尾びれを大きくすると、泳いでいることが強調された印象になります。
金魚の折り紙の作り方・折り方【簡単編】④丸みをもった金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【簡単編】4つ目は、丸みをもった金魚です。尾びれの部分の被せ折りと、胸びれの作り方がポイントです。尾びれが短く全体的に丸いフォルムが、可愛らしい印象を与えていますね。
尾びれの部分の被せ折りは、紙がずれないようにしっかり重なっている部分を広げて丁寧に折りましょう。胸びれを折るときも、顔の部分を少し広げると、折りやすいでしょう。このとき、紙を引っ張りすぎないように慎重に胸びれを折り上げましょう。
金魚の折り紙の作り方・折り方4選!【立体編】
金魚の折り紙の作り方・折り方【立体編】①立体的な兜の金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【立体編】の1つ目は、立体的な兜の金魚です。この金魚も、【簡単編】の1つ目同様、伝承折り紙の「兜」の畳み方を変形させて作ります。大きく広がった尾びれがポイントです。
尾びれはハサミで大きく切れ込みを入れてから折るので、切り落とさないように注意してください。また、胴体のてっぺんを凹ませるときは、紙を破らないように慎重に行ってください。動画のように、少し水で湿らせても良いでしょう。
金魚の折り紙の作り方・折り方【立体編】②泳いでいる金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【立体編】の2つ目は、泳いでいる金魚です。この金魚を折るときは、正方形の1辺を3分の1切り落とした、10センチメートル×15センチメートルの折り紙を用います。
尻尾の部分は、角度が急な折り方が多いので、どの部分を起点にして折れば良いかを、よく確かめながら折りましょう。また、胴体と尾びれの境目は、折り目が広がりやすいので、しっかり曲げて折りましょう。その後、背中から尾びれのラインが滑らかになるように意識して形を整え、泳いでいるように見えるようにしましょう。
尾びれの部分から折り紙の裏側の色が見えるので、折り紙の表裏を入れ替えると、表情ががらりと変わって面白いです。柄の入った折り紙と、柄の中に使われている1色の、無地の折り紙を表裏で組み合わせて折ることも、まとまりのある作品になるためおすすめです。
金魚の折り紙の作り方・折り方【立体編】③立体の出目金
金魚の折り紙の作り方・折り方【立体編】の3つ目は、立体の出目金です。目の部分をしっかり膨らませて、出目金らしさを出しましょう。目の部分に当たる折り紙の裏側を、黒のペンで色を塗っても、よりリアルに仕上がるのではないでしょうか。大きく広がった尾びれも、出目金らしく見えるポイントですね!
金魚の折り紙の作り方・折り方【立体編】④胸びれのあるふうせん金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【立体編】の4つ目は、胸びれのあるふうせん金魚です。【簡単編】で紹介した「ふうせん金魚」の風船の、三角形に折り込んで端をしまう部分を、胸びれに変化させた作品です。
動画の3分10分あたりは、紙が分厚くなるので折りにくいかもしれません。動画では、背中の部分を糊付けされていますが、最後に膨らますと背中はくっつくので、糊付けの工程はなくても構いません。「ふうせん金魚」をマスターしたら、是非ともトライしてみてください。
金魚の折り紙の作り方・折り方5選!【リアル編】
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】①バランスがリアルな金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】の1つ目は、バランスがリアルな金魚です。胴体と尻尾のバランスが、比較的本物の金魚に近く、尻尾が2つに分かれている点が、リアルさを演出しています。お祭りの金魚すくいの屋台に泳いでいそうな金魚の折り紙ですね!
作る時のポイントは、尻尾を作る時と、その前の中割り折りです。尻尾を作る時は、最後に尻尾を広げて調整するまで、強く折らない方が美しく仕上がるでしょう。尻尾を折る前の中割り折りでは、紙の重なりが硬いかもしれないので、丁寧に折りましょう。
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】②尻尾が大きめの金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】の2つ目は、尻尾が大きめの金魚です。この金魚は、尻尾が大きく丸く広がっているところがポイントです。胸びれだけではなく、背びれも作るため、パーツにこだわりたい方にはおすすめです。斜めの折り目をきっちり折って、尻尾を大きく広げ、綺麗に仕上がるようにしましょう。
角度の小さい斜めの折り目が多いので少しずつ調整しながら折りましょう。また、動画の6分20秒前後の三角形を折るところも、三角形の頂点側を意識しながらゆっくり折ると、綺麗に折れるでしょう。
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】③中割り折りの金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】の3つ目は、中割り折りの金魚です。この金魚は、胴体と尻尾の境目を2回の中割り折りで作られていることが特徴です。そのため、フォルムが比較的、直線的なものになり、すっきりした印象ですね。
胸びれを折るとき、背中のすぐ下から折るのではなく、ヒレの大きさと背中からの距離のバランスをよく考えて折りましょう。大きい胸びれを作ると、その分胸びれの位置が背中に近づきます。
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】④金魚の箸置き
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】の4つ目は、金魚の箸置きです。箸置きの大きさに作ると、サイズがかなりリアルなものになります。胸びれを折る際は、大変細かくなるので、つまようじなどを用いても良いかもしれません。箸を置いても自立するように、お腹側のバランスをよく確認しましょう。
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】⑤ヒレが大きめの金魚
金魚の折り紙の作り方・折り方【リアル編】の5つ目は、ひれが大きめの金魚です。ふわっと水中で広がっているような印象を受けますね!この折り紙では、尾びれと胸びれが同じ形に折れると、大変美しくなります。その点も意識してトライしてみてください。
金魚の折り紙の活用例・保管方法3選!
金魚の折り紙の活用例・保管方法①モビール
金魚の折り紙の活用例・保管方法の1つ目は、モビールです。ふうせん金魚などの立体的な金魚を糸で吊りましょう。モビールにすると、平面上に置くよりも、泳いでいるような雰囲気が出せて素敵です。金魚とともに、水草やあぶくのモチーフを用意してもいいかもしれません。
金魚の折り紙の活用例・保管方法②七夕の網飾りに貼る
金魚の折り紙の活用例・保管方法の2つ目は、網飾りに貼ることです。七夕の笹飾りによく使われる網飾りをバックに、金魚を貼ることで、前項で紹介したモビールのように1つ1つ金魚の折り紙を糸で吊らなくても、泳いでいるような雰囲気を出せます。
青や白など水に近い色の折り紙を切って繋げて、金魚の折り紙を貼っていきましょう。このとき、網飾りをあまり細かく切らないようにしましょう。金魚が貼りにくくなり、網飾りの折り紙自体も破れやすくなるので、貼る金魚の折り紙とのバランスを見て調整しましょう。
金魚の折り紙の活用例・保管方法③ハガキに貼る
金魚の折り紙の活用例・保管方法の3つ目は、ハガキに貼ることです。暑中見舞いや残暑見舞いを送る習慣がある方は、金魚の折り紙をハガキに貼ると、気の利いた一枚を書けるのではないでしょうか。
また、普段は暑中見舞いや残暑見舞いを送る習慣がない方も、お気に入りの折り紙で金魚を作った際には、お世話になっている方に是非送ってみてはいかがでしょうか。
金魚の折り紙を飾って涼しげな雰囲気を楽しもう
ここまで、金魚の折り方・作り方と、飾り方を紹介しました。最初は細かいところを折ることが難しい作品もありましたが、折ることに慣れてきたら、和紙やセロハンなど素材を変えて折ることもおすすめです!
日本の夏のモチーフとして親しまれている金魚を、折り紙で折って部屋に飾り、夏らしい雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。もっと夏のモチーフの折り紙を折りたい方は以下のリンクもご覧ください。
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