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おそらく多くの人は「努力は報われる」「上司は自分の働きを理解してくれている」「この業務は評価の対象になっているはず」と、自分の働きに対して上司から評価されていると考えているかと思います。ただ、それは「大きな間違い」だと思った方がいいです。上司の目には私達の働きなんて全然映っていません。 なぜなら、上司は私達を昇格させるために仕事をしているわけではなく、自分達も昇格していかなければいけないので、自分達のことで頭がいっぱいだからです。 なので、ただがむしゃらに目の前のことをこなすだけでなく、コツやポイントをおさえ戦略的に上司の評価を得ることが大切。社内で着実に評価され昇進していく「あの女性」は、何が違うのでしょうか?

昇進する女性の共通点5つ

評価を得て昇進していく女性に共通する点は大きく5つあります。知れば「なんだその程度か」と思われますが、言うは易く行うは難し。順番に見ていきましょう!

1.確実に目に見える成果を残している

josei-syoushin ビジネス(社会人)は、頑張っている人が昇格できるという単純な世界ではありません。上司からすれば、部下は全員頑張っているように見えてしまう。一部のやる気のない部下を除き、ある程度「頑張って」いれば、モチベーションの高低など上司からすればどうでもいい話なのです。 一方、上司も部下を昇格させるのには理由が必要です。上から聞かれた時に「バリバリ頑張っているから」なんて理由では自分の評価も落としかねないので。 そうすると、「頑張っている」など抽象的なものではなく、「実際に目に見える成果」で判断します。つまり、上司は「その人がどれだけ会社の売り上げに貢献したか」に興味があります。営業なら営業成績、企画・マーケティングなら販売数など、目に見える成果で昇進の有無を決定していきます。 できる女性は、仕事に優先順位をつけ、売上に繋がりにくい「どうでもいい仕事」は、他に出来そうな人に振ります(「3.周りに仕事を振ることができる」で詳しくお話しします)。そして、売上に関わる超重要業務に時間を割き、必ず成功させる。それを繰り返すことで「この人は売上に関わる重要な仕事には必ず携わっている」と、自分の存在価値を上司に示すことができます。   昇進する女性は、何もかもがむしゃらに取り組むのではなく、「売り上げに関わる重要な仕事」を「絶対に成功させる」ことに長けています。覚えておきましょう!

2.資格をとっている

josei-syoushin2 「君はよくやってくれたから、役職をひとつ上げてあげよう」と、上司がいつも評価してくれないのが会社の難しいところ。成果をきちんと評価してくれる良い上司もいますが、そうでない上司も残念ながら数多くいます。 おすすめなのは「資格」を取ることです。頭が切れ、優秀な女性はみな資格の取得を重視します。一般の資格も大切ですが、評価アップや昇進要件に含まれる社内資格の方が大切です。なんせ、資格自体がその人の能力を表すのですから。 「そうは言っても、日々の業務で手一杯で、資格の勉強をする余裕などない」と思われるかもしれません。しかし、本気で昇進を目指すのであれば、日々の仕事よりも資格の方が大事になることも大いにあります。昇進要件すらクリアできていないAさんと、「昇格要件なんて余裕♪」というBさんがいれば、Bさんのほうが優秀と判断されます。 Aさんは頑張っている=Aさんは優秀ではなく、むしろ「Aさんは仕事ばかりしていて、資格もない要領が悪い人」と判断されかねません。仕事はほどほどに切り上げ(残業はせずに)、帰ってから資格試験の勉強をするほうが何倍も賢い選択かもしれませんね。

3.周りに仕事を振ることができる

josei-syoushin3 どれだけ仕事を頑張っていたとしても、評価する立場の人に通じなければ意味がありません。大量の仕事をこなすだけでは、優秀であるとは認められいのです。 そのため、昇進できる優秀な女性は、仕事を一人で抱え込まず、周りに振る(お願いする)ことに長けています。先ほども紹介しましたが、どうでも良い仕事は誰かテキトーに人にお願いし、自分は成果に繋がりやすい根幹に関わる業務を着々とこなします。 仕事を振る能力を身につけないと、仕事量は減らないばかりか永遠と増え続けます。「Aさん、このプレゼン資料明日までによろしくね!」「息子が熱出したから今日帰らないと。Aさん、あとお願いね!」と"都合の良い女"になってしまいます。これでは自分の時間がどんどん削られていき、資格の勉強どころではなくなってしまいますね。 何もかも自分で消化しようとする人よりも、周りに上手に仕事を振っていける人の方が優秀と言うのは理にかなうこと。人に仕事をお願いするには、相手の忙しさ・立場・向き不向き・日頃からの接し方などを把握していないとできないことです。つまり、仕事を振れる人=「周りを理解し・巻き込み・成果を上げられる人」です。 このような女性は昇進後も部署全体を回していくことができます。一方、何もかも自分一人で抱えてしまう人は、「これまで以上に自分が頑張らないといけない!」と意味のない雑務まで張り切って、チーム全体が見えなくなってしまう可能性が高いので、上司は昇進させることを躊躇うでしょう。

4.上司や同期の協力を得られる

josei-syoushin4 何か困った時に、周りに頼れる・協力してくれる先輩や同期がいることは、昇進するために欠かせません。 どれだけ仕事ができてもそれだけではダメ。むしろ周りから愛され、助けてもらえる・協力してもらえる女性であることの方が重要かもしれません。 理由は単純です。 それは、昇進してからの方がわからないことだらけで、周りの人を頼らざるを得ないから。普段から周りにの協力を得られる人は、昇進後もきっと助けてもらえるでしょう。協力を得られる人=協力する価値のある人です。そもそもその土俵に立てていなければ論外です。 反対に「この人なら助けてあげたい。この人のために頑張りたい。」と思ってもらえない人望の薄い女性は、その時点で昇進は難しいでしょう。

5.何よりも存在感がある

josei-syoushin5 部活で部長になる人、大学でサークルの幹事長になる人はどんな人だったか思い出してください。ずば抜けて能力が高い人、周りをまとめるのが上手い人、外見がよく人気者、発言力のある人...などさまざまだと思いますが、共通しているのは存在感があること。 それは仕事や会社においても同じです。つまり、昇進し、部下まとめる立場に立つ女性になるためには、自分の存在感(プレゼンス)を確立することが大切なんです。 自分の存在感(プレゼンス)を確立するには、まずは会社に「居なくてはならない人物」になることが必須条件。そのための方法は大きく2つあります。 ひとつは、1とも関係しますが、きちんと成果を残すこと。それも社内で重要とされる仕事での成果です。ですので、日頃から上司に何が重要な仕事かを相談し、優先順位を決めて取り組みましょう。 ふたつめは、4と関連しますが、愛される部下であること。どれだけ能力があっても「コイツを助けたくない」と思われてしまっては元も子もありません。 成果を出せるほど優秀でありながら、驕ることない愛される部下である。この2点を満たすことで、その人の存在価値はグッと高まります。

おわりに

以上5つが昇進する女性に共通点です。あなたには、いくつ当てはまるでしょうか? 毎日の業務に追われ、大切なポイントを押さえず、昇進の機会を逃してしまわないように気をつけましょう!


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