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【話を聞いている場合】なるほどが口癖の人の心理・性格

①自分と違う意見を受け入れている

握手

「なるほど」が口癖の人は、自分と違う意見を受け入れている場合があります。「そういう考え方があるのか」という自分と異なる価値観に対して、柔軟に対応しようとしている心理状態です。また他の意見や価値観を知りたいという向上心があり、自分の中になかったものを得られたという率直な感想を言っていることもあります。

このようなタイプの人は、心理学的に協調性がある人とされていますよ。自分とは違う考え方の人とも上手く付き合えるように、意識して敵を作らないようにしている部分もあるのでしょう。否定的な態度はとらずに、常に前向きに考えている性格です。

②相手を尊重している

説明

相手を尊重している場合にも、「なるほど」という言葉を用いることがあります。自分が知らなかったことを相手に教えてもらった時や、意見に納得した時などに使う言葉です。教えてくれたことに「ありがとう」という心理状態とも考えられます。

また目上の人や上司に対して、「なるほど」が口癖になっている場合は気に入られたいという心理状態のこともあります。「そんなこともご存じなのですね」という意味で、相手をおだてる時などに使う言葉です。このようなタイプの人は、八方美人や人の顔色を伺って物事を判断する性格とも言えます。

八方美人の性格は相手を尊重している印象を与える一方で、嫌われる原因になることもありますよ。下記の記事では、八方美人の特徴を男女別に紹介しています。周囲に八方美人がいる場合や自分の性格を直したい方は、併せてご覧ください。

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【話を聞いていない場合】なるほどが口癖の人の心理・性格

①話に興味がない

あくび

話に興味がない場合の特徴として、「なるほど」を言う場合があります。話に全く興味がなくても無視したり無反応だったりすると、相手との関係性が悪くなるという理由からです。無視することはできないので、とりあえず相槌を打っておこうという心理状態とも考えられます。

気を遣う性格の人や面倒なことは回避したいという考えを持っている場合に、使う言葉が「なるほど」です。社会に出ると興味がない話にも耳を傾けなければならない場合があるため、会話術のひとつとして言うこともあります。


②話を早く終わらせてほしい

嫌な顔

相手の話が早く終わってほしいと思っている場合にも、「なるほど」を使うことがあります。「早く自分の意見や考えを話したい」という心理状態から、相手の話を終わらせるために使う言葉です。自己主張が強い人や、早く話を進めたいというせっかちな性格の人に見られる特徴とも言えます。

このようなタイプの人は「なるほど」と言った後に、「でも」「私はこう思う」というように自分の意見を話し始めます。納得しているように見せて、話を聞いていないことが多いようです。また、相手を傷つけずに自分の意見を言える方法として、「なるほど」を言うこともあるようですよ。

「なるほど」が口癖の人は、人の話を聞くよりも自分の話をしたいと思っていることが多くあります。下記の記事で、自分の話ばかりする人の心理や原因などが解説されていますよ。周囲に自分の話ばかりする人がいる場合は、併せてご覧ください。

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③聞いているフリ

うわの空

相手の話を聞いているフリをしている場合にも、「なるほど」を言うことがあります。全く聞いていない時でも「なるほど」と相槌を打つことで、相手に話を聞いているという印象を与える言葉です。しかし、あまりにも乱用したり気のない返事をしたりすると、聞いていないことが相手に伝わってしまうこともあります。

自分以外の人に興味がないことや、集中力が続かないという性格の人に多く見られる特徴です。人の話を聞くには集中力やエネルギーが必要なため、体力的にも精神的にも余裕がない心理状態の時に使われることもあります。

人の話を聞かない人は、心理的にどんな特徴があるのでしょうか。下記の記事で人の話や意見を聞かない人について、特徴や心理を男女別に詳しく解説されています。また対処法も紹介されていますので、興味のある方は併せてご覧ください。

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なるほどが口癖の人の周囲からの印象

①相手を不快にさせることがある

スマホ

「なるほど」が口癖の人は、相手を不快にさせることがあります。特に、スマホをいじりながらや「なるほどなるほど」と気のない相槌などは、聞き流しているという悪い印象を与える仕草です。きちんと話を聞いていないと思われ、相手が嫌な思いをすることもあります。

②軽い性格と思われる

ニッコリ

「なるほど」を連発していると、軽い性格と思われることがあります。大事な話の時にも「なるほど」を繰り返すことで、話に集中していない印象を与えてしまいます。適当に相槌しているだけと思われ、信頼を失ってしまうこともありますよ。

③優位に立ちたい人と思われる

上司

「なるほど」の後に自分の意見を言うと、優位に立ちたい人と思われることがあります。特に男性は仕事で「なるほど」を言う場面も多くありますが、使い方には注意が必要です。相手の意見を聞かずに、自分の考えを押し付けている印象になってしまうこともあります。

④拒否されたと思われる

落ち込む

「なるほどね。では本題を」と話題を変えると、相手は拒否されたと感じてしまいます。一所懸命話したことを短い言葉で区切られ、「君の話は必要ない」と言われているようです。拒否されたという印象を与え、人間関係を悪化させる可能性もあります。

⑤つまらない人と思われる

がっかり

何を話しても「なるほど」としか言わないと、つまらない人と思われることもあります。意見を言っても褒めたとしても、「なるほど」しか返ってこないと会話が続きません。話してくれた人を不快な気持ちにさせて、今後の会話を控えようと思われてしまうこともあります。

「なるほど」しか言わない人以外にも、つまらないと思われることがありますよ。下記の記事で、つまらない人の特徴を会話・友達・恋愛に分けて紹介されています。また、つまらないと思われないための会話術などもまとめられていますので、興味のある方はご覧ください。

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なるほどが口癖の人への対処方法

①質問してみる

日常会話

会話に集中していないように見えたら、質問してみるのも良い方法です。「なるほど」を何度も言う人は無意識で言っていることが多く、指摘されるまで自覚できないということがあります。大切な話をしている時に明らかに会話に集中していないようであれば、「今言ったことは納得した?」と質問してみましょう。

何の話をしていたかわかっていない場合は、指摘されたことで聞き流していたことや集中力がなかったことを自覚してくれます。会話の際に質問することを繰り返していけば、意識して話を聞いてくれるようになりますよ。

②話を切り上げる

立ち去る

「なるほど」を連発しているようならば、話を切り上げるのも一つの方法です。話を長く続けてしまうと早く終わらせてほしくて、「なるほど」を繰り返し言う人もいます。そのまま続けても、話を聞き流されて内容が理解できないことが多くなるでしょう。

そうならないために、重要なことだけを端的に伝えることも大切です。話を早く切り上げれば、お互いにストレスが溜まることもありません。重要なことを伝えたら、できるだけ早く話を切り上げてその場から立ち去りましょう。

③自分も口癖を直したと言ってみる

二人

「なるほど」という口癖を、自分も直したことがあると言ってみます。相手に口癖を気付かせることを優先し、深刻にならずに明るく話してみましょう。自分も指摘されたことがあると、同じ立場であることを伝えながら話せば、相手が不快な思いをすることがありません。

その後で自分が指摘されて直したことや、口癖を直せて良かったと思っていることを話します。また、「なるほど」を繰り返し言うことで、周囲に与える印象なども伝えるのがおすすめです。自分の経験談を話しながら指摘すれば、相手も客観的に聞いてくれますよ。

なるほどと言ってしまう口癖を直す方法

①話をきちんと聞く

ニコニコ笑う

「なるほど」が口癖の人は、話をきちんと聞くということを心掛けましょう。「なるほど」を言う時は話を聞き流したり、聞いているフリをしたりすることが多くあるため、適当な相槌になっています。人の話をきちんと聞く姿勢が身に付くことによって、「なるほど」と言っても相手が不快な思いをすることがなくなりますよ。

②なるほどを言い換える

笑いあう

「なるほど」と言わずに、違う言葉に言い換えるのもひとつの方法です。「なるほど」は単なる相槌で、目上の人に使うと失礼になります。違う言い方に変えることを意識すると、その場に適切な言葉が出てくるようになりますよ。

最初は「なるほど」と言いそうになったら、「そうなんだ」と言い換えてみましょう。繰り返して言い換えていくと、違う言い方が定着し「なるほど」を言わなくなりますよ。慣れてきたら、「はい、そうですね」や「確かにその通りです」など、より適切な言葉に変えると好印象を与えられます。

③口癖を直すと宣言する

カフェ

意識していても「なるほど」と言ってしまう場合は、口癖を直すと周囲に宣言するのも良いでしょう。「なるほど」と言った時に、その場で指摘してもらいます。自分では無意識に言っていたことを指摘されると、どういう時に言っていたかタイミングがわかるようになりますよ。

なるほどの意味を理解して人間関係を良くしよう

振り向き

「なるほど」には、様々な意味が込められています。どのような思いで言っているのか、相手を良く観察して意味を理解すれば、不快になることもありません。また「なるほど」が口癖になっている人は、相手を尊重したり良い気持ちにさせたりする相槌として使うようにしましょう。

「なるほど」以外にも、無意識に出てしまう口癖は多くあります。下記の記事で「なんか」や「めんどくさい」など、口癖で分かる性格や心理が解説されていますよ。また、モテる人とモテない人の口癖や口癖を直す方法なども解説されていますので、興味のある方はご覧ください。

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